災害 土木情報

若桜町 町役場上手斜面と八幡広場~安全対策を要望

投稿日:

 八頭郡若桜町は、6月22日に開催された八頭県土整備事務所との意見交換会で、「役場本庁舎裏手の上手斜面は、岩盤が露出しており落石の危険性が懸念されている。実際に昨年(令和7年)に岩塊の崩落により斜面下の小屋が破損する事案が発生したため、急傾斜対策を検討してほしい」と横暴した。

 また、教育委員会から「防災広場を兼ねる八幡広場(旧若桜小学校跡地)でも小規模な落石が確認されており、グラウンドゴルフ利用者などから不安の声が上がっている。現地の状況を精査し、対応策を検討してほしい」と訴えがあった。

【八頭県土回答】
 これについて同事務所河川砂防課は「急傾斜地崩壊対策事業などの事業を適用するためには、法令が定める保全対象の人家戸数公共施設などの厳格な採択基準を満たす必要がある」と回答したほか、これまでに実施した現地調査の結果、町役場の上手斜面は保全対象となる人家が少なく公共施設もないことから、県が事業主体となる基準を満たしておらず、回答は「経過観察」となった。

 県は今後も現地の法面や落石の状況を注視し、変化があれば知らせるよう町に求めるとともに、状況に応じた町独自での対策検討を促した。

 また、高さ5m以上、傾斜度30度以上の斜面を対象とした「単県小規模急傾斜地崩壊対策事業」を適用できる可能性はあると説明したが「整備範囲は保全対象に係る範囲のみ」と説明した。

-災害, 土木情報
-

執筆者:

関連記事

no image

東部広域 令和4年度事業計画まとまる~事務所修繕、若桜出張所整備事業、屋根塗装、地すべり対策など

 東部広域行政管理組合が令和4年度に実施する事業をまとめた。4年度は事務局庁舎修繕(継続)や八頭消防署若桜出張所整備事業、リサイクルセンター屋根塗装、地すべり調査などに取り組む。

岩美町 町道陸上中央線落石対策、近く公告へ

 岩美町は令和7年度から、町道陸上中央線の落石対策工事を本格着手する。順調にいけば9月中~下旬に公告する見込みだ。  8月29日現在、環境省との協議は完了しており、文化財と保安林解除の手続きを進めてい …

no image

県土整備部 令和7年度当初は467億円

県土整備部の令和7年度当初予算がまとまった。総額は467.5億円とし、6年度比で26億円の減となった。 内訳は、 ①一般事業の「デジタル技術を活用した災害対応力強化事業」、「境港管理組合負担金」 ほか …

no image

県土整備部 台風7号災害、193億448件復旧、私都川堤防嵩上げは令和10年完成

 甚大な被害が発生した台風第7号を主とする令和5年災から3年経過したが、県土整備部技術企画課は令和8年5月現在の公共土木施設災害復旧工事の進捗状況をとりまとめた。 災害復旧進捗概要  台風第7号を主と …

no image

鳥取砂丘西側整備事業 ビジターセンター1.3億、休憩舎改修(7千万)など、建築計画まとまる

 東部建築住宅事務所は、環境省と緑豊かな自然課が計画しているビジターセンター(西側)と鳥取砂丘休憩舎整備事業の概算事業費を明らかにした。ビジターセンターは建築、電気、機械、工事監理などに1.3億円、急 …