鳥取市観光・ジオパーク推進課は、鳥取砂丘西側の滞在型観光施設の整備計画をまとめるため、市内で飲食店などを営む民間事業者らを対象に聞き取り調査(サウンディング)を実施する。近く調査概要を公表し、5月中旬頃に聞き取りを実施する。
また7月上旬に調査結果を公表し、この聞き取り調査で意欲を示した企業らを対象に年度内に公募する予定。最優秀提案が決まれば、令和4年度(2022年)から整備着手・リニューアルする。
今回の調査は、令和3年2月に鳥取県が「こどもの国キャンプ場を聞き取り調査(サウンディング)の対象とするように」と要望したことを受けて実施するもの。
【調査目的】
鳥取砂丘西側エリア内で滞在型観光施設を整備する事業について、これまで市側が率先して進めてきたが、行政内部の検討のみで活用方法を決定するのではなく、民間事業者との対話の場を設け、施設の活用のアイデアやサービスの市場性を把握することにしたもの。
公募する際には、民問事業者が参入しやすい公募条件となるよう地域課題や配慮すべき事項を事前に伝え、優れた事業提案を促すことが目的。今週末の19日(金)に調査概要を公表する予定だ。
【調査対象施設】
今回聞き取り調査を実施し提案を求めるのは、鳥取市浜坂地内のサイクリングターミナルと柳茶屋キャンプ場。その他、隣接するこどもの国キャンプ場の整備も意見募集し、施設整備に基本方針などを取りまとめる。
民間事業者(法人または法人のグループ企業など)にはエントリーシート(参加申し込み)などの提出を求め、事業者のノウハウやアイデアを保護するため、対話は個別に実施する。
【調査概要】
①実施要領の公表等(3月19日)
鳥取市が調査の流れや対象施設の基本情報等を提示する。
②対話の実施(5月)
事業の実施主体となる意向のある民間事業者と対話。
③結果公表(7月)
実施した結果の概要を公表し、調査で把握した活用の可能性等を踏まえ、今後の方向性、スケジュールを検討
【今後の予定】
令和3年3月19日(金)に調査実施について公表し、4月15日(木)に事前説明会を開催する。また同月30日(金)に聞き取りの受付を締め切り、5月中~下旬に対話(聞き取り)を実施する。7月上旬に結果を公表する。
これらの聞き取り結果を基に、年度内に公募型プロポーザルを実施する予定で、最優秀提案が決まりしだい、令和4年度から整備着手する。
【これまでの経過】
これまでの経過を振り返ると、
令和2年2月 鳥取砂丘エリア国立公園利用拠点計画を策定(環境省・県・市の3者で共同策定)。
同年3月 鳥取砂丘西側整備構想を改訂(H16.3月に策定した構想を改訂)。同4月に鳥取砂丘未来会議が鳥取砂丘の滞在環境等の上質化に関して提言書をまとめた。同5月に庁内検討会議を設置し、7月に平井知事へ鳥取砂丘西側エリアの活性化と環境保全について要望した。
また同10月に庁内検討会議が市教育委員会へ「サイクリングターミナルの今後のあり方について」という意見書を提出し、11月に市社会教育関係者と意見交換、12月に市教育委員会が庁内検討会議へ回答書を提出した。内容は、
「砂丘西側整備を推進すべきと考えるが、①宿泊体験機能の確保、②地域学習の場の確保の2項目について配慮を要望した。
【3月19日公表予定の募集要項(画像をクリック)】

※砂丘西側エリア整備・聞き取り調査募集要項