土木情報

東部農林事務所 瀬戸谷池地区(上段)でため池改修~1.1億円、令和5年度から

投稿日:2022年08月22日 08:30 更新日:

 東部農林事務所は令和5年度から3カ年程度かけて、鳥取市上段の瀬戸谷池地区でため池改修事業を計画している。

 瀬戸谷池地区は鳥取市上段の集落奥にある防災重点ため池で、水田を受益としており、下流には集落があるため「防災重点農業用ため池」に指定されている。

 令和2年のため池耐震点検調査で耐震性不安定であることが判明し、近年、底樋の漏水や堤体の劣化も進行。洪水吐の劣化も激しいことから、ため池工事特措法に基づき対策整備を実施するもの。

 総事業費は1億1400万円を想定しており、令和5年度に着工し7年度の施工完了をめざす。
 

【現状】
 堤高H5.9m、堤長L30m、貯水量1500m3、天端幅L3.2m、法面勾配1:1.9。斜樋:鋼管200ミリ、底樋:ヒューム管800ミリ、洪水吐W2.9m×H1.9mほか。

【問題点】
 洪水吐付近で部分的な陥没及び崩壊が生じ、陥没箇所には土曇による応急保護を実施済み。

 また洪水吐水路の石積みが空洞化し、陥没箇所より浸入した水による漏水が生じている。また洪水吐断面が小さく、豪雨時の洪水流下能力を満足していない。

【その他】
 今年(令和4年)7月に現地調査・地区検討会を実施しており、上段区長をはじめ鳥取市から長石技師ら8名が参加。事業主体となる東部農林事務所の加藤、前田技師が事業説明した。
 それによると、施工前にため池内の生物保護や外来植物の撤去などを協議した。

-土木情報
-

執筆者:

関連記事

no image

鳥取県土 平野川砂防工事など土木A2件、あさって15日公告

 鳥取県土整備事務所は7月13日午前に資格審査会を開催し、平野川砂防工事(渓流保全工) など土木A2件の公募を決めた。あさって15日に公告する。 2026-08-18 09:00:00 ■平野川砂防工 …

no image

鳥取県土 山陰近畿道「南北線」事業化 勉強会開催~関連道路整備など具体的検討へ

 鳥取県内の高規格道路ネットワークにおいて、長年の懸念だった未着手区間「鳥取~福部間(通称:南北線)」。この整備がいよいよ本格的に動き出すことになったが、これに伴い、新しい道路ができた効果を地域に最大 …

弥生の王国推進課 青谷上寺地遺跡整備に20億、建築2千平米・年末着工

 県地域づくり推進部とっとり弥生の王国推進課は、令和3年度から2か年かけ、史跡青谷上寺地遺跡整備事業を本格化する。想定概算事業費は17~20億円。令和5年秋の部分開業に向け、3年度は土木・建築工事に拍 …

東部広域 リンピアいなば 斜面崩壊対策に横ボーリング5千万、令和6年度に

 東部広域行政管理組合は、令和6年度に可燃物処理施設(リンピアいなば)の南側法面に横ボーリング工を施工するほか、動態観測調査を実施する。処理施設建設中の令和2年4月に亀裂が生じ、地すべりが進行したため …

no image

八頭県土 八東川・大隼橋架替え~バイパス整備へ

、 八頭県土整備事務所は、令和5年度から八頭町福井の大隼橋架替事業に着手する予定だが、令和4年度は新規事業化調査を実施する計画だ。今月(7月)中に県財政課が現地を視察し状況確認する予定で、順調にいけば …