国土交通省鳥取河川国道事務所は、令和8年度の道路事業において、防災・減災および良好な都市景観形成を目的とした「一般国道29号 千代水電線共同溝」事業を強力に推進している。同事業のうち「令和8年度国道29号千代水電線共同溝第6工事」について、第2四半期(8月〜9月頃)の公告見込みとなった。
本工事の対象箇所は鳥取県鳥取市千代水地内。工事種別は「一般土木工事」で、工期は約10ヶ月を見込む。主要な工種として電線共同溝工(延長L240m)を施工し、引込連系管路工事等を順次推進していく方針だ。
発注方式等においては、企業の技術力や施工実績等を総合的に評価する「企業能力評価型」を採用するほか、技能者の就労履歴や保有資格を業界全体で蓄積・管理する「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用推奨モデル工事」に指定される。施工現場におけるDX推進と就労環境改善、技能者の適正評価を図りつつ、高品質なインフラ整備を目指す。
一般国道29号千代水電線共同溝事業は、鳥取市徳尾から鳥取市千代水に至る全体延長4.0km(上下線)を対象とした無電柱化プロジェクト。令和8年度の事業費として2億2,000万円(対前年同額)が配分されており、調査設計および本体工事を着実に進める。調査設計業務は7月下旬に公告済み。
当該区間は幹線道路として交通量が非常に多く、周辺には商業施設や住宅地が集積している。地上に設置された既設電柱は、大規模地震や台風などの自然災害時に倒壊して道路を閉塞させ、緊急輸送道路としての機能を麻痺させるおそれがある。また、歩道部では電柱が歩行者や車いす利用者の通行障害となっているほか、街頭景観の阻害要因にもなっていた。
今回の電線共同溝整備により電線類の地中化を進めることで、災害時における緊急輸送道路の通行を確実に確保。歩行空間のバリアフリー化と良好な都市景観の形成を両立させ、地域の安全と賑わいづくりを強力に後押しする。

【工事概要】
〇令和8年度 国道29号千代水電線共同溝第6工事
〇鳥取県鳥取市千代水
・公告予定時期=第2四半期(8月~9月頃予定)
・工事種別 / 工期 一般土木工事 / 約10ヶ月
・主要工種・規模=電線共同溝工 L=240m
・発注形式=企業能力評価型、建設キャリアアップシステム(CCUS)活用推奨モデル工事
全体事業概要=一般国道29号 千代水電線共同溝(鳥取市徳尾~千代水、延長L=4.0km)
令和8年度事業費=2億2,000万円