鳥取河川国道事務所が令和8年度に計画している、または検討すべき課題と考えている5事業と、駟馳山バイパス整備効果についての意見聴取結果を掲載した。
令和8年2月20日開催された岩美町との意見交換会で明らかにした。
■国道9号蒲生歩道整備事業
計画場所は国道9号一寸法師の館から同館駐車場付近(蒲生バス停)の未整備区間(約200m)。R8年3月上旬~中旬に幅杭説明会を予定。下旬までに用地幅杭を打設する見込み。
来羽8年度は用地協議を実施し、地元同意を得て着工する。なお、同所では蒲生郵便局の移転新築を日本郵便が計画している。
■岩美町内の事故ゼロプラン
岩美町内では4区間(交差点)が対象。
・国道9号小田入口交差点
・国道9号岩美消防署前交差点
・駟馳山バイパス岩美町大谷(馬四馳山トンネル内)
・国道9号岩美町蒲生
過去4年以内に、小田入口交差点では、右折と直進の車両相互が2件、岩美消防署前交差点では、下り直進車両への追突が1件発生している。
この件について、交差道路管理者(鳥取県)と警察と協議し、対応策を検討する。
■上新井橋交差点付近の信号現示
○新道側の信号現示は、2025年10月14日(火)から7時~9時の時間帯のみ県道側の青信号が長くなるようサイクル長を変更したものの、効果はみられない。
○旧道側の信号現示は交通量に合わせて青時間が調整される感応式となっている(変更なし)。
○今後、新井交差点の信号現示の見直しについて、鳥取県警と協議予定。
■岩美IC下リオンランプ融雪装置設計について
〇岩美ICの下り(鳥取市内向き)のオンランプは、鳥取河川国道事務所が管内で警戒しているスタックポイントのひとつ。現状は、本線上に牽引用ドーザを配置して対処しているが、融雪装置(地下水を活用した消雪)の設置に向けて検討しており、令和8年度に詳細設計を実施する予定。
■冬期のチェーン脱着場の整備について
令和7年3月に国道9号恩志地区(194k460~194k520付近)に、下り車線側に隣接する土地にチェーンベース(脱着場)を新たに整備しており、今後、標識を設置する予定。鳥取方面へ向かう車両のチェーン脱着場 として使用する。
■岩美町と新温泉町を対象に駟馳山バイパスの整備効果ヒアリング
①観光への効果
観光交流圏、交流人口の拡大、日帰り観光客の増加につながった。またスキー場の駐車場の自動車が、鳥取、岡山ナンバーの割合が増えたように感じる。
②生活への効果
時間短縮で買い物等行きやすくなった。
③産業への効果
移動時間が短くなったため、鳥取市内で開催される会議等に参加しやすくなった。また工務店や電気店の商売の圏内になった。
鳥取方面から人材を求める必要が生じており、アクセス向上は企業にとって大変メリットになる。
④安全・防災への効果
冬季の積雪などによる交通渋滞や事故のリスクなどが緩和されたほか、鳥取の医療機関までの所要時間が短縮され、救急搬送時など安心感がある。