岩美町教育委員会は、本庄地区公民館の移転整備工事を9月にも発注する。「岩美ふれ愛センター」内へ移転整備するもので、令和8年度9月補正で予算化する方針だ。事業費は公民館整備工事、工事監理、備品整備など概算1700万円を投入する。
【移転の背景】
岩美ふれ愛センター内には現在、子育て支援センターが置かれているが、隣接地で建設中の児童センター(仮称)が完成すると、子育て支援センターはそちらへ移転する。これにより空くスペースを本庄地区公民館として活用し、地域住民の活動や交流拠点として整備しようというのが今回の計画だ。
平面図を見ると、岩美ふれ愛センターの中では、現在子育て支援センターがある区画(幼児室・事務室を含む)がそのまま本庄地区公民館に転用される形になっている。同じ施設内には岩美町シルバー人材センターや岩美かたつむり工房も入っており、地域の各種活動拠点が集まる建物の一角に公民館が加わることになる。
改修にあたっては、トイレなど子育て支援センター仕様(児童用)となっている設備を公民館仕様へ改修する予定で、調理室については隣接する児童センター(仮称)と兼用とすることで整備費用を抑える。
【スケジュール】
令和8年度のスケジュール(案)は、児童センター(仮称)本体の建築工事と連動する形で組まれている。
①児童センター(仮称)建築工事は10月頃に完成、12~1月にかけて開館予定。
②本庄地区公民館整備工事は児童センター側の完成にあわせ、10月から約3か月間実施。
③本庄地区公民館備品整備は同じく10月から約3か月間で並行して進め、1月頃に完了。
④本庄地区公民館事務室移転は10月頃に実施予定。
児童センターの開館・子育て支援センターの移転を待ってから公民館側の工事に着手する流れとなっており、既存施設の運用を止めないよう段階的に進める計画であることがうかがえる。
【まとめ】
今回の計画は、単独で新たな公民館を建設するのではなく、児童センター(仮称)の整備に伴い空く既存施設のスペースを有効活用するという、施設の複合化・再編の一例といえる。子育て支援センター、児童センター、本庄地区公民館、シルバー人材センター、かたつむり工房といった機能が同じ建物内に集約されることで、世代を超えた住民同士の交流拠点としての役割も期待される。
以下は2026年2月25日の記事
岩美町 子育て支援センターを地区公民館に、令和9年1月開館
岩美町教育委員会は、同町新井地内の岩美ふれ愛センターの一部を改修し、本庄地区公民館として活用する。
令和6年2月に本庄地区自治会から「コミュニティーセンター(地区公民館)設置」の要望があったことから、その整備を検討。
岩美ふれ愛センター内にある「子育て支援センター」が現在隣接地で建設中の児童センター(仮称)に移転することから、この子育て支援センターを本庄地区公民館にリニューアルする。
概算事業費は1900万円で、内訳は公民館整備設計業務が150万円、整備工事900万円、工事監理費50万円、備品整備800万円など。設計業務は令和8年度当初予算に計上し、それ以外は補正予算で対応する。
事業スケジュールは、設計業務が4月下旬に入札(工期3カ月)、公民館整備工事と備品整備が10月着工とし、令和9年1月に開館する。
