計画・構想

鳥取市水道局 青谷工業用水道事業廃止に 10年後めど

投稿日:2020年12月18日 08:58 更新日:

 鳥取市水道局は17日、青谷町で運用中の工業用水道事業を、10年後の令和12年度(2030年度)に廃止し、翌13年度以降から上水道事業に移行する方針を明らかにした。

今後も青谷駅南工業団地内で工業用水の需要増加が見込めず、老朽化した施設の更新にも多大な費用を要するため。

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【今後の方針】
 青谷駅南工業団地の工業用水事業は、10年後の令和12年度をもって事業を廃止し、令和13年度以降の青谷駅南工業団地への水道供給は、上水道事業へ移行する。上水道事業移行に伴う経過措置として、令和12年度までの10年間は現在の契約水量(200m3/日)、基本料金(19円/m3)のまま工業用水道料金を据え置き、令和13年度上水道事業移行後の料金負担増加分については、激変緩和期間を設ける方向で、今後検討する。
【事業経過】
 鳥取市工業用水道事業は、JR青谷駅南側に位置する工業団地に誘致した企業への工業用水の供給を目的とし、昭和49年9月に勝部川工業用水道事業として供給を開始した。昭和61年12月に青谷町工業用水道事業として認可変更を行い、施設能力を2300m3/日から5800m3/日に増強。その後、平成16年11月の鳥取県東部9市町村による合併に伴い、青谷町が運営していた青谷町工業用水道事業を鳥取市が引き継ぎ、鳥取市工業用水道事業として水道局が運営している。平成25年10月以降は、供給先企業が1社のみ(契約水量200m3/日)となり、最低限の経費で事業を運営しているが赤字決算が続いていた。
【経営戦略策定】
 総務省から全国の公営企業に対し、将来にわたって安定的に事業継続が可能となるよう令和2年度末までに「経営戦略」を策定するよう要請があった。
〇策定に関する基本的事項として、
・企業及び地域の現状と、これらの将来見通しを踏まえたものであること。
・計画期間が10年以上となっていること。
・計画期間内に収支均衡していること。
・議会・住民に対して公開されていること。
・効率化・経営健全化のための取り組み方針が示されていること。
・進捗管理や見直し等の経営戦略の事後検証、更新等に関する考え方が記載されていること。ただし、時期を明示して事業廃止が予定され、議会、住民に対してその旨の表明を行っている事業等については、「経営戦略」の策定を要しないこととされている。

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