県文化財課は、北栄町文化財保存活用地域計画を国が新規認定したことについて、その概要を明らかにした。複数の関連文化財群を活用・連携した事業計画。
これにより、「由良台場をはじめとした近代化遺産の史跡整備」や「縄文時代からの遺跡・古墳を体感できる環境整備」などが具体化するものとみられる。
【基本計画】
「北栄町文化財保存活用地域計画」の特徴
『砂丘とクロボクに育まれた人とまち』と題し、北栄町の歴史文化の特徴を整理し、7つの関連文化財群を抽出。また文化財の保存・活用に関する課題、それに対する基本方針とその措置を明記し、今後町としての取り組み方針を示している。

【北栄町における7つの関連文化財群】
①由良台場をはじめとした近代化遺産とこれに関連する文化財群
②東高尾観音寺千手観音をはじめとする平安時代古仏群と観音霊場に関連する文化財群
③近世以降の砂丘開発に関連する文化財群
④芸術文化に彩られたまちに関連する文化財群
⑤近代教育に関連する文化財群
⑥縄文時代から中世にかけての遺跡・古墳に関連する文化財群
⑦マンガに関連する文化財群
※注:このうち①由良台場をはじめとした近代化遺産について「調査研究を進めて史跡整備等につなげる」計画があり、⑥縄文時代から中世にかけての遺跡・古墳に関連する文化財群も「歴史を学び、体感できる環境整備」が求められている。

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参考・文化財保存活用地域計画とは
各市町村が取り組んでいく目標や取組みの具体的な内容を記載した、文化財の保存・活用に関する基本的なアクション・プラン。
市町村が目指す将来的なビジョンや具体的な事業等の実施計画を定め、これに従って計画的に取組を進めることで、継続性・一貫性のある文化財の保存・活用を促進するもの。
また市町村の文化財行政の方向性を計画に取りまとめ、対外的に明示することで作成した計画を広く周知し、民間団体等の様々な関係者や地域住民の理解・協力を得ることにより、地域社会全体でより充実した文化財の保存・活用を図る。