鳥取市文化財課は令和7年度、史跡鳥取城跡保存修理事業により、崩落した法面復旧工事とニノ丸三階櫓台下整備計画の策定、また中ノ御門番人小屋の実施設計業務など計画している。全体事業費は1億5500万円。
法面復旧は菱櫓跡付近の崩落個所を復旧するもの。また中ノ御門番人小屋の実施設計は令和7年度に実施し、8年度には小屋を復元する。番人小屋は城跡などの案内所としての機能も備える。
当初の保存計画では盛り込まれていなかったニノ丸三階櫓復元整備事業だが、令和7年度から9年度まで3か年かけて整備計画を見直し、「文化財保存活用計画」を策定する。

【経過】
鳥取城跡附太閤ケ平は、昭和32年に国指定文化財になって以後、年次計画で昭和18年の鳥取大震災等で損傷した石垣の保存修理を実施中。現在は、「史跡鳥取城跡保存整備実施計画」(平成18年度策定)に基づく復元整備事業に取り組んでおり、令和6年度までに擬宝珠橋、中ノ御門を復元した。
令和7年度は、除草や説明板設置などの環境整備・法面復旧などを実施しつつ、ニノ丸三階櫓の早期復元を視野に、整備計画の見直しに係る作業を進める。