そのほか

鳥取市砂の美術館 砂像製作用の砂入替えは凍結、エアコンは全面更新へ

投稿日:2026年02月18日 01:33 更新日:

 鳥取市経済観光部観光・ジオパーク推進課が計画していた砂の美術館の砂像制作用の砂の入れ替え作業だが、実施時期は未定となりそうだ。また老朽化が著しい美術館のエアコンを令和8年度に全面更新する。

 砂像に使う砂は古砂丘のものに限定されており、これまでの砂は高規格道路の砂丘トンネル掘削時に出た残土を再利用していた。しかし、現在は同所での採取は許可されておらず、同様の砂が埋まっているとされる鳥取市伏野の民有地から砂の採取を計画した。
 地権者から同意を得て、砂の美術館の指定管理者であるイズミテクノJVが令和7年秋ごろにボーリング調査を実施した。調査業務は日化技研が請け負ったようだ。

 また採取した砂は鳥取県建設技術センターに調査依頼し、その結果「砂の美術館と同等の古砂丘の砂」であることが分かった。採取予定は300m3程度。

 ただし、採取するためにはこの民有地(山林)を雑種地に変更しなければならない。地目が変われば税率が上がるため、地権者に負担がかかる。そのような理由により、砂の入れ替え事業は令和8年2月現在凍結状態となっている。

なお、砂の美術館の施設全体の老朽化は塩害などにより深刻で、令和7年度にサンドパル(情報館)のエアコンを更新したが、令和8年度は美術館本体のエアコン更新工事を計画している。


※以下は2024年12月26日の記事

鳥取市砂の美術館 砂像制作用の砂を入れ替え、事業費500万

 鳥取市経済観光部観光・ジオパーク推進課は、砂の美術館の砂像制作用に使用する砂を一部入れ替える。令和6年12月補正で566万5千円を予算化した。

 今回は砂像制作に使う約3000m3のうち300m3を入れ替える。砂像制作者から「製作した砂像の顔などが一部崩れることがある」との指摘があり、強度を高めるために新しい砂を投入することにした。

 新しい砂は福部町細川地内にある仮置場から搬入する。全体で920m3あり、そのうち300m3を使う。砂の入れ替えは同美術館が始まって以来、初めて。

 砂像に使う砂は、約10万年前に堆積した古砂丘の砂を使用。粘土質を含むことから適度な粘着があり、砂像制作に適している。古砂丘の砂は、駟馳山峠道路の砂丘トンネル地下から取得した。
 今回は鳥取県建設技術センターの調査・解析が役立ったという。

 搬入作業は、現在開催中の「フランス編」が終了する令和7年1月5日に実施する予定で、引き続き「日本編」の制作に入る。作業は以前から作業に携わっていた田中工業と随意契約を締結する見込み。

-そのほか
-

執筆者:

関連記事

no image

中国財務局 国有財産売却決定 県内は3件落札

 中国財務局は令和8年3月31日付で、鳥取県内など公共随意契約による売り払い結果を公表した。 ■令和8年3月31日、中国管内売り払い結果一覧

no image

岩美高校が生徒支援 学生寮に家電など提供~知名度アップ

 岩美高等学校学校運営協議会は令和5年度、県外の中学校出身で岩美高等学校に進学する学生2名を生活支援する。岩美町内のシェアハウスを学生寮に活用し、遠方からの生徒を積極的に受け入れ、生徒数の適正規模を維 …

no image

鳥取市 布袋工業団地で市道認定700m

鳥取市道路課は、同市河原町布袋の布袋工業団地内の道路を市道認定した。9月議会で承認済み。 新規認定道路の路線名は「布袋工業団地3号線」で、道路改良による新規道路。延長L730m、幅員9.0m。起点接続 …

no image

鳥取市 超高速情報通信基盤整備事業に21億円 来4月着工へ

 鳥取市情報政策課は、CATV施設の老朽化解消と高速化に対応するため、国の高度無線環境整備推進事業(令和2年度第2次補正予算)を活用して光ファイバによる超高速通信網を整備する。

鳥取市 青谷町トレセン屋根改修 概算9千万 令和4年6月着工へ

 鳥取市は令和4年度、同市青谷町露谷50の青谷町農林漁業者トレーニングセンターの改修工事を計画している。概算事業費は8928万円(税抜き)。