八頭郡智頭町企画課は令和3年度、図書館から石谷家に至る「ちづみち」のにぎわい創出に取り組み、遊休不動産の活用や地域再生計画の作成、AIデマンドバスの実証試験を計画している。事業費は1631万5千円、前年1233万5千円と比較して約400万円増額した。
【ちづみちについて】
第一期総合戦略施策「図書館を中心とした賑わい創出」をテーマに、「ちづみちエリアリノベーション事業」を実践する事業として、令和元年度から3年間の地域再生計画を作成し事業を推進しているが、3年自となる今年度は、ちづみち戦略ガイドブック・ちづみちマップをもとに、智頭町内の資源発掘や遊休不動産の活用検討、社会実験を行い賑わい創出を図る。
ルートは智頭図書館から智頭駅前~河原町商店街などを経て石谷家に至る約500mのルートで、同所には芝居小屋・映画館跡地や旧保育所跡地などがあり、新たなにぎわい創出の場として活用することが予想される。
併せて、不動産オーナーと使い手とのマッチング業務を担う中間支援組織の育成支援なども懸案事項だ。今すぐに運用できる計画ではないが、この「ちづみち」の流れに沿って、老朽化が深刻な中央公民館・智頭町役場などの整備にも深く関連するものと考えられる。
(参考資料)
※ちづみち戦略ガイドブック~脈々とつづく、懐かしい未来のまち
※注:このガイドブックの趣旨が、今後のまちづくりの指針となりそうだ。
【IP告知端末とバス運行】
また情報格差是正のため、平成22年度総務省補助事業により町内全域に情報通信網整備されたIP告知端末(VP3000)の更改を実施するにあたり、既存設備に替わる次世代IP告知端末を活用した持続可能な交通システム事業として、Alデマンドバス実証実験業務のほか、共助交通導入に向けてのデマンド交通組織と運営体制を構築し、すべての人に寄り添える持続可能な交通体系を構築する。
具体的には、令和2年度に引き続き次世代IP告知端末を活用したAIデマンドバス実証実験を行うほか、住民自治力を活かした自治組織と交通事業者との連携による新たな交通組織の確立を図り、令和4年度に向けて共助交通の本格導入を目指す。