鳥取市水道局は令和5年度、同市国安の本庁舎と倉庫の大規模改修に係る長期修繕計画を策定する。これに伴い、年次的に改修するための計画業務を建築コンサルタントに委託する方針だ。発注時期は未定。
【経過】
同局では令和3年に老朽化が著しい本庁舎と隣接する倉庫の劣化診断調査を発注しており、塚田隆建築研究所が受注。現状の劣化状況や修繕に必要な概算事業費などを算定している。このデータに基づき、令和5年度に長期的な修繕計画を策定するもの。整備対象は、本庁舎RCS3F1058.4㎡(延べ2715.46㎡)、別館(倉庫)S1F810.23㎡(延べ778.01㎡)。
【計画】
現在の状況だが、1階~2階部分の吹き抜けが効率的な空調を妨げ、執務室の温度を保つのが難しくなっている。また建設から20年近くが経過し補修用の設備部品を製造メーカーが保有していないこと、最新の空調設備の省エネ性能がかなり向上していることから、全面更新するものとみられる。
計画業務の策定時期は未定だが、令和5年度中に実施し、令和6年度から年次的に改修作業に入るものとみられる。
以下は令和3年10月6日の記事
鳥取市水道局 本庁舎・倉庫を大規模改修 劣化状況を明確化・4年度に長期修繕計画策定
鳥取市水道局は、同市国安の本庁舎と倉庫について、令和4年度以降に大規模改修工事を計画している。
令和3年10月5日に劣化診断調査を入札し塚田隆建築研究所が落札。現在の劣化状況を把握し必要な事業費などを算定する。
【経過】
鳥取市水道局は、上町の樗谿公園隣接地にあったが、執務室や駐車場など手狭になったため1998年に現在の国安に移転した。今回の大規模改修は、本庁舎と倉庫が対象で、建物規模・構造は、本庁舎がRCS3F1058.4㎡(延べ2715.46㎡)、別館(倉庫)がS1F810.23㎡(延べ778.01㎡)。
【事業スケジュール】
資産管理室の山本氏によると、今回発注した劣化診断調査で庁舎の損傷状況など問題点を明確化し、改修範囲や規模、事業費などを取りまとめ報告書を作成。この報告書を基本に令和4年度に長期修繕計画を策定する。今回と同様に建築設計業務を入札する予定だ。
なお、建物内部は良好に維持管理しているようだが、空調などの機械設備や電気設備については、建設から15年以上が経過し補修用の部品を製造メーカーは保有していない。また当時と比較して現在の機械・電気設備の性能は、メンテナンス性や省エネなど飛躍的に向上していることから、全面的な更新となりそうだ。
同局では令和4年度に計画を策定し、5年度から年次的に改修工事に着手する方針だ。
(入札結果)
2021年10月05日 13:45 – 建築設計
◯鳥取市水道局庁舎劣化診断調査業務
(鳥取市国安)
①塚田隆建築研究所:550万円。白兎設計事務所、アーキテック、桂設計事務所、本間設計事務所、赤山建築設計事務所、尾崎設計、山下設計工房(8者)
落 塚田隆建築研究所:5,500,000(予0)
※令和4年1月14日。劣化診断調査業務=鳥取市水道局と別館が対象。本庁舎RCS3F1058.4㎡(延べ2715.46㎡)、別館S1F810.23㎡(延べ778.01㎡)。