予算関係

鳥取市都市整備部6月補正、鹿野町景観整備や駅周辺再開発、市営住宅改築6億円など、総額約8.2億円(概要)

投稿日:2026年06月17日 02:14 更新日:

 鳥取市都市整備部は6月17日、令和8年6月市議会定例会に提出する令和8年度一般会計補正予算(第2号)案を公表した 。今回の補正予算において、都市整備部が所管する歳出補正額は8億2,439万8,000円となり、補正後の歳出合計は64億6,666万円となった。

 国県支出金や地方債などの特定財源を活用しながら、地域の活性化や利便性向上に繋がる各種事業を盛り込んでいる。また市営住宅(大森・浪花団地)の建替えに約6億円を予算化した。

 今回の補正予算は、まちの歴史的財産を守る景観整備から、少子高齢化に対応する公共交通の維持、さらに未来の賑わいを見据えた駅周辺・中心市街地の再開発まで、鳥取市の魅力を次世代へとつなぐための多面的な投資が行われる内容となった。今後の議会での審議と、それぞれの事業の進捗に注目が集まる。

 中心市街地のグランドデザイン策定や、鹿野町の歴史的な街なみ環境整備、生活交通の利便性向上など、市民生活に直結する主な事業のポイントを紹介する(詳細は別途掲載予定)。

1. 城下町・鹿野町の歴史的景観を次世代へ:街なみ環境整備(4,230万円)
 城下町の風情が色濃く残る鹿野町において、住民が主体となったまちづくりや観光振興を後押しするための予算が計上されました 。

〇事業内容:市道今町鹿野線の道路再美装化(カラー舗装のやり直し)および木柵の交換工事を実施する。

※目的:歴史や文化を活かした景観整備を推進することで、定住促進や観光振興、地域文化の継承を目指する。

2. 鉄道・バスなど、地域の足を未来へつなぐ交通政策(301万3,000円)
 人口減少や生活スタイルの変化に伴う公共交通の課題に対し、利便性の向上と持続可能な体制を確保する。

〇JR湖山駅前の駐輪スペース拡張(57万1,000円)
 令和6年度に整備した屋根付き駐輪場が、利用者の増加により不足している現状を受け、JR西日本から新たに土地約96㎡を無償で借り受ける。これにより駐輪可能台数を約40台分拡張し、フェンスや整地等の整備を行うことで鉄道の利用促進を図る。

〇生活交通創生ビジョンの改訂(244万2,000円)
 バス路線の廃止・縮小や運転手不足の深刻化に対応するため、令和2年に策定した「鳥取市生活交通創生ビジョン」の計画見直しを実施する。これまでの施策検証や各種データの更新を行い、地域の実情に即した持続可能な公共交通網の確保をめざす。

3. 中心市街地を再生し、新たな賑わいを生み出す(4,540万8,000円)
 鳥取駅周辺の再整備や鳥取城跡の復元が進む中、中心市街地全体の魅力を高めるための重要なグランドデザイン作成や不動産活用がスタートする。

〇第5期 中心市街地活性化基本計画策定(2,200万円)
 令和10年4月からのスタートを見据え、まちづくりの実践者や市民との対話を通じて、転換期を迎える本市中心市街地が目指すべき将来像「(仮称)中心市街地グランドデザイン」を作成する。

〇遊休不動産利活用推進事業(673万9,000円)
 空き家や空き店舗といった遊休不動産を再生させ、新たな産業や雇用を創出する「リノベーションまちづくり」を加速する。これまでのワークショップ型プログラムを一新し、「共創型起業創業プログラム」をまちなかのビジネス拠点で実施するほか、建築状況の調査支援、第2期リノベーションまちづくり構想の策定に着手する。

〇鳥取駅周辺再整備の推進(1,666万9,000円)
 現在進められている駅周辺の再整備について、VRモデルの活用やSNS等を通じた情報発信などを展開し、市民の理解と関心を促進するための経費が充てられます 。

4 市営住宅長寿命化対策費(市営住宅大森団地RG3棟改修工事)

■市営住宅大森団地RG3棟改修工事=2億9063.6万円(建設中)

■同RG4棟改修設計業務=2176万円

■令和8年度 市営住宅浪花団地改修工事 第1期=工事請負:3億2430.3万円

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