鳥取市と鳥取市水道局が計画を進めている電子入札の動静について、簡単ですが報告したいと思います。
結論から言うと、電子入札の適用時期はまだ具体的に決まっていない。また電子入札の導入前には、何件か工事等を抽出し電子入札を試験的に執行する方針だが、その時期も決まっていないようだ。
また、これまでの計画では「工事や業務のすべてを電子入札の対象とする」という流れがあったようだが、ここにきて
「工事、業務の全てを電子入札で執行するのではなく、通常入札や随意契約など状況に応じて対応すべきではないか」という考え方も持ち上がっている。
電子入札への完全移行を見送る理由について明らかではないが、「電子入札システムで執行する場合、システム会社に支払う1件当たりのコストが数万円かかる」という話を聞いた。
いわゆる保守管理料のようなものと思われるが、想定を上回る高コスト化がネックとなっているようだ。また公告から業者選定、入札執行まですべて機械任せにすることの危うさも不安材料だろう。
余談だが、昨年(令和3年)の話だが「コンサルタント業務の電子入札導入は難しい」という噂も聞いている。
このような理由から、鳥取市としては慎重な対応を取らざるを得ないと考える。
また鳥取市と同様に鳥取市水道局も電子入札を導入する予定だが、「まず鳥取市が試験的に導入し、ある程度ノウハウを積み上げた段階で、同局は採用する方針」と話しており、鳥取市水道局が電子入札を導入するのは年明け以降になるかもしれない。