鳥取市教育委員会は12月9日、河原コミュニティセンター等複合化事業について、令和6年度から基本計画を進めてきたが、建物内部の配置や電気・水道の引込みなどの協議に時間がかかり、当初7年度に計画していた詳細設計業務を8年度に繰越する方針を明らかにした。
繰越金額は6016.8万円(当初予算は6497.9万円)。
同事業では、老朽化した河原町コミュニティセンター、河原人権福祉センター、河原町老人福祉センター、河原歴史民俗資料館の4施設を複合化し、異なる機能の施設を集約することで、地域交流の促進と行事等を通じた地域コミュニティの形成に寄与することを目的に立ち上げた。
【繰越理由】
7年度は、令和6年度末に納品された基本設計図をもとに、実施設計業務の発注に向けて関係課が集まり、「これまでに前例のない複合施設」ということで、改めてより現実的な使用場面を想定した諸室の配置や面積の見直し等、利用環境の向上と費用逓減の検討を進めた。
なお、この検討は、基本設計図の図面精密化業務として、設計会社に委託し進めている。図面精密化業務の金額は481.1万円(履行期限令和8年3月10日、尾崎設計)
また、この業務の中で電気と水道の引き込みについて、河原町総合支所と共有(同一敷地内で引き込み1箇所)していた点について、分けて引き込めるよう再度、水道局と協議した。これで同時に停電するなどのリスクを回避できる。
これらの検討を行うために時間を要したことから、実施設計業務に伴う予算の繰越を行うことにした。
【今後のスケジュール】
実施設計業務は令和8年1月~3月に入札準備に入り、4月から設計業務に着手する。
工事・引っ越し作業は令和9年度~10年度の2か年。
2024年09月03日 09:50 – 建築設計
●河原町コミュニティセンター建替え基本設計業務
(鳥取市河原町渡一木地内)
落 尾崎設計:1429.9万円
【備考】鳥取市。建築コンサル。建築住宅課学校建設係 主任 谷口幹雄。生涯学習・スポーツ課

※以下は2024年6月10日の記事情報
鳥取市 河原町コミュセンターを再整備 4施設を統合 今夏基本設計
鳥取市人権推進課は、令和6年度から4か年かけて、河原町コミュニティセンター・河原人権福祉センターなど4施設の複合化に伴う新築工事を計画している。
老朽化が進み、また耐震性能を満たしていない「河原町コミュニティセンター、河原人権福祉センター」を中心に、複合化による再整備を進める。

複合化の対象は、
河原町コミュニティセンター(1977年竣工、Is値:0.4)
・河原人権福祉センター(1976年竣工、Is値:0.45)
・河原町老人福祉センター(1977年竣工、Is値:0.35)
・河原歴史民俗資料館(1978年移築)
~以上4施設。複合化により、共通機能(会議室、調理室等)部分が共用でき、床面積総量の縮減、稼働率向上、管理の効率化等を図る。
また、伝統文化や行事の継承などを通して、地域コミュニティの形成に寄与する。なお、河原歴史民俗資料館は一戸建て住宅として新築するようだ。
建設予定地は、河原町総合支所の駐車場。
【今後のスケジュール】
令和6年度は基本設計業務を8月頃に発注する予定で、設計費は約1500万円。地元との意見交換などを通して、施設レイアウトなど詳細をまとめる。
令和7年度は、基本設計に基づいた実施設計業務を発注。
令和8~9年度に建設工事に着手する。