鳥取市立美術館をつくる会(会長 柴山抱海) から、美術館建設の陳情書が提出された。総務教育委員会が令和7年8月29日付で受理した。
【趣旨】
鳥取市には従来、美術館機能を持つ鳥取県立博物館があり、展覧会開催、美術品収集、保管の役割を果たして来ました。
しかし、今年春(令和7年)、県立美術館開館とともに博物館の美術館機能は倉吉市に移動しました。そのため、現在鳥取市には美術館の名称を持つ施設はもとより、美術館機能と施設は皆無となりました。
このことにより鳥取市民がこうむる損失は甚だ大きいものがあります。
美術館は図書館、文化ホールとともに文化的市民生活の三種の神器ともいうべきものであります。鳥取市で生まれ、育つ子供たちに豊かな感性をはぐくみ、豊かな未来を創造できる環境を残してやるためにも鳥取市立美術館は必要不可欠です。
さらに、全国から移住したい町、鳥取への高感度をアップするためにも、子育て環境の整った鳥取市をアピールするためにも、鳥取市に市立美術館はなくてはならないものと思います。
鳥取市では、今年度の県展は、会場となる県博の関係で分散開催となります。さらに、これまでも老朽化や収容スペースの満杯などの理由で手がつけられなかった鳥取市関係美術作家の作品蒐集は、今後も当分の間改善されるとの見通しがたちません。
この間、作品の老朽化、作家の高齢化などが進む現在、郷土の宝ともなる作品の紛失、散逸は加速的に進んでいます。
このような現状に鑑み、鳥取市、鳥取市議会におかれましては現状打開の方策を検討いただきますよう、現在までに集まった署名簿とともにお願いするものです。なにとぞよろしくお願いいたします。
【要望】
〇鳥取市関係作家の作品収蔵スペースの確保
〇収蔵作品を管理するための要員(学芸員)採用
〇市立美術館建設のために準備室(仮称)等の立ち上げ