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鳥取市民体育館再整備事業 ヒ素処分に2億、物価上昇・アスベスト処理に3千万増高~事業者に支払い

投稿日:2021年09月19日 04:29 更新日:

 鳥取市生涯学習・スポーツ課は、自然由来のヒ素を検出した「鳥取市民体育館再整備事業」について、汚染残土の運搬・処分に必要な経費1億9883万9304円(税込み)を増額した。これにより変更後の契約額は59億0795万1828円(うち消費税5億2769万円)となった。

 また解体した勤労青少年ホームからアスベストを除去した費用、さらに契約時から高騰した物価上昇に伴う事業費の見直しなど、事業契約に基づいて約2600万円を増高する。

①汚染残土運搬・処分について

【経過】
 鳥取市民体育館(RCS4F延1万0769.21㎡)の再整備にあたり、PFI鳥取市民体育館㈱(鳥取市南吉方一丁目114番地3エステートビルⅡ3-3号、代表取締役 山本計至)と契約済み。土壌汚染調査を実施した結果、自然由来のヒ素の溶出量が基準値を超えていたことから土壌汚染対策法に準じた残土処分を行うことになったもの。

 なお、工事期間に変更は無い。

②物価上昇・アスベスト処理について

 また市民体育館の再整備にあたっては、令和2年3月に事業契約を締結し、本年7月には新築工事に着手済みだが、工事を進める中で、次の点について事業費の増額が必要となる案件が生じた。

【鳥取市勤労青少年ホームのアスベスト除去】
①概要既存施設の解体にあたりアスベストが含まれていたことから、令和2年10月にアスベスト除去に係る経費の増額として変更契約を行った。アスベストのレベルに応じた適切な除去作業を進めてきたが、鳥取市勤労青少年ホームの屋根スラブ裏にレベル1程度のアスベストが一部残存していることが判明した。この除去に必要な費用277万2千円(消費税込み)を追加するもの。

②物価上昇に対する事業費の増額
 概要市民体育館の建設工事にあたり、契約時に比べ鉄筋・鉄骨を中心に建設資材の物価が大幅に上昇していることから、鳥取市市民体育館再整備事業事業契約第74条に基づき、事業費の見直し協議の申し出が事業者からあった。

【事業契約時と現在の物価比較】

事業契約締結月
(令和2年3月)
本施設着工月(令和3年4月) 改定率
物価指数 118.0(確定値) 120.4(確定値) 120.4/118.0=1.0203(>1.5%)
※2.03%の上昇

 事業者は2627万7553円の増高を求めている。
 これは物価上昇に加えて、音声誘導装置(シグナルエイドの追加)、外部手洗い場の設置、自然由来ヒ素に係る残土処分の精査に伴う減額などが含まれている。

※今後の対応
 事業契約に基づき、アスベスト除去と物価上昇に伴う事業費の見直し、残土処分等の精算について事業者側と協議を行い、以下のとおり計画を進める。

・令和4年9月議会 変更契約の議案の上程(アスベスト、物価上昇等)
・令和5年2月議会 債務負担行為の追加議案の上程(建設工事事業費精算(残土処分精算含む))
・令和5年6月議会 変更契約の議案の上程(建設工事事業費精算(残土処分精算含む))

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