先日、智頭町・金児町長に「町のまちづくり・将来の建築事業」について聞いた。テーマは①石谷家住宅、②中央公民館改築、③役場庁舎移転新築~の3点。この3事業について町長は「おおむね10年以内に3施設を整備できれば」と話していた。まだ先の話であり、今回の記事はインタビューというより「世間話の合間にちょっと聞いた程度」と考えていただければありがたいです。
①石谷家住宅
~国重要文化財の石谷家住宅だが、屋根瓦の更新と屋根裏など経年劣化した箇所の更新だ。あんまり騒いでもらっては困る。まだ準備に2年程度かかる。
本誌注:これまでに東京の設計業者(協会)が同住宅の損傷個所などを調査しており、9月末に智頭町に現状と改修事業の概要説明を行っている。石州の黒瓦という特殊な屋根瓦約1万5千枚の葺き替えが主体となりそう。瓦の耐用年数(約80年)はとうに経過している。また設計に2か年程度かかるため、具体化するのは令和5年以降になりそう。
②中央公民館
~図書館の新築と旧那岐小学校改修と大型事業が重なっていて、今すぐに取り掛かるのは難しいが、地域の文化・芸術などの拠点として整備したい。もちろん木造で建替えたい。
本誌注:建設予定地などはまだ決まっていないが、智頭図書館との連携に配慮すると隣接地が有力かもしれない。また智頭町では「来んさい・見んさい・踊りんさい」というよさこいイベントが定着しており、全天候型木造ステージなどがあればと思うが、稼働率の問題など考慮すると設置は難しいようだ。
③役場庁舎
~現庁舎は昭和40年代に築造されたもので、おおかた50年が経過し老朽化は著しく、使い勝手もいいとは言えない。最近、日南町が木造の素晴らしい庁舎に建て替えた。あれ程までの施設は難しいかもしれないが、「智頭杉」というブランドを誇る町としては、それにふさわしい木造建物にしたい。
ただ建設地については、智頭駅前が本当にふさわしいのかどうか、あらためて町民のみなさんと協議したいと思っている。それにしても、まだまだ先の話だ。