岩美町は、旧岩美病院跡地などに町営住宅を集約した大規模な住宅団地整備を計画。当初はPFI導入を検討していたが、令和7年度に実施した可能性調査の結果、「PFIは導入せず、設計・施工は従来方式により施工する」方針とした。6月9日開会予定の定例議会に上程する。
【今後のスケジュール】
岩美町では令和8年度に病院解体工事に係る工損調査業務を実施(9月補正予算)。令和9年度に旧岩美病院の解体撤去工事と町営住宅建築設計業務を実施し10年度から旧岩美病院敷地内で14戸の建築工事に着手する。
令和11年度には入居者の移転業務を開始する。11年度以降の計画は今後決定する。
【事業計画】
住民生活課によると、建替戸数は全体計画46戸のうち20戸を整備するもので、概算事業費約8億円、事業期間は3年。
建替用地は旧岩美病院跡地と浦富団地の跡地で、それぞれ14戸、6戸をそれぞれ建設する。建物規模・構造は木造平屋低層長屋形式で、2~8戸長屋、1~2階建てとする。

【PFI導入可能性調査の結果】
可能性調査は、2025年01月17日に1者随契で「市浦ハウジング&プランニング」と660万円で契約した。納期は令和7年3月21日まで。
①その結果、VFM(Value For Money) はわずか1.82%と低く、従来方式(指名競争入札)と比較して約960万円と財政負担の大幅な削減効果が無かった。
②また複数年工事は、不透明な国際情勢による建築資材の高騰や人材不足に伴う人件費の上昇などハイリスクが予想され、町内事業者が入札を回避する可能性があること。
③PFIでは工事着手までに実施方針の策定、要求水準書の公表などアドバイザリー業務が煩雑で、約1年の期間と2000万円程度の費用が必要になる。
~以上の問題から、PFI手法は断念し、従来方式により設計施工する方式に変更した。
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