鳥取市長寿社会課は、河原町湯谷地内の湯谷荘でろ過設備更新業務を計画している。事業費は578万6千円。12月4日付で工事発注しているが、落札者等は未確認。また同施設の建替えと陶芸記念館・特養ホームなどの複合施設計画が数年前に持ち上がっている。
【湯谷荘現状】
湯谷荘は、躯体・設備が老朽化しており、計画的に修繕、更新を実施しているが、令和6年6月に、指定管理者から機械室設置の浴槽循環ろ過設備のタンクから水漏れが発生したとの報告を受け、応急措置として、業者がパテ埋めやコーキングなどを行っている。
しかし、完全に止水できない状況となり、これまで水漏れの状況を見ながら施設運営を行っていたが、10月に水漏れがひどくなり、業者から、いつタンクが破裂してもおかしくないとの指摘を受けたため、12月補正予算に設備更新経費を計上した。
現在は、12月4日に水が噴き出しろ過設備が機能しなくなったこと、噴き出した水が機械室の周辺設備にも影響を及ぼすことなどから、設備更新まで温泉施設部分の使用を休止した。
【今後の予定】
令和6年12月4日に:浴槽循環ろ過設備の更新を発注。既存予算を流用して緊急的に対応するものだが、納期は約3ヵ月かかり、工期は約1週間を見積もっている。
同施設は鳥取市河原町湯谷249番地にあり良質な泉質に根強い人気がある。過去には河原道の駅に銭湯を作り、タンクローリーで温泉水を運ぶ、という構想もあったらしい。
昭和51年3月開設、平成3年度増築、平成12年度改修といった経過だが、施設全体の老朽化は深刻で、コロナ前には約20億円規模の複合施設(温泉施設・陶芸記念館・特養ホーム)の建設構想が持ち上がっていた。現在、具体的な話は聞こえてこない。
なお、同施設の指定管理者は株式会社風土資産研究会で、指定管理期間:令和6年4月1日から令和7年3月31日までの1年間。