不祥事・訴訟など

原子力安全対策課 人形峠環境技術センターでの火災発生 「原因究明徹底」申し入れ

投稿日:2020年11月29日 02:22 更新日:

鳥取県原子力安全対策課は、11月9日に火災が発生した人形峠環境技術センター(放射線非管理区域)の経過・その後の対策などを明らかにした。火災はエアコン工事に伴う分電盤の検電中、短絡(ショート)により溶融、発煙、焦げ跡を生じたもので、この火災によるけが人はなく、環境への影響もなかった。

 県は火災の発生について、発災後直ちに通報を受けるとともに、翌10日にセンターから報告を受けているが、徹底した原因究明と再発防止対策、今後の安全管理の徹底等を申入れた。また同17日に国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター周辺環境保全等に関する協定第10条に基づく現地確認を三朝町と合同で行い、火災発生時とその後の状況を聞き取り、現場を確認した。

(参考)
 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター周辺環境保全等に関する協定(抜粋)(現地確認等)
・第10条甲(鳥取県)又は乙(三朝町)は、この協定の施行に必要な限度において、丙(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)に報告を求め、又はその職員にセンターの現地確認をさせることができるものとする。

(経過)
 県への報告と申入れ(口頭)
・日時11月10日(火)14時~14時20分、報告者人形峠環境技術センター副所長高橋哲夫他。
・対応者 鳥取県危機管理局長西尾浩一
・報告内容
 火災の発生状況と対応状況、環境への影響、作業員・施設への影響等
・県からの申入内容 徹底した原因究明と再発防止対策の策定、今後の安全管理の徹底、現地確認への協力、三朝町への説明

(現地確認概要)
 11月17日(火)9時15分~10時10分に人形峠環境技術センターへ出向いた。確認者は鳥取県(原子力安全対策課)2名、三朝町1名。人形峠環境技術センターから伊東康久安全管理課長他が対応。

(確認結果)
①火災の発生状況と当日の対応、県への報告後の調査状況
②工事の内容と必要性、工事の体制(人員等)
③環境への影響なしと判断した理由
④現場確認(事故の発生状況と周辺環境)

(今後の対応)
 現地確認の結果は1カ月以内を目途に概要をとりまとめ公開する。引き続き、再発防止対策の策定状況等について確認する。

(参考・事案経過)
(1)発生日時 2020年11月9日(月)9時7分頃
(2)発生場所 人形峠環境技術センター総合管理棟1階操作室(放射線の非管理区域)
(3)事故分類 火災(1㎡未満)
(4)事故状況 けが人なし、環境への影響なし、事故の拡大性なし、被ばくなし
(5)経過
09:07 総合管理棟1階操作室(非管理区域)でエアコン工事中に火災発生
09:10 119番通報、けが人なし、環境への影響なし
09:23 県への第一報
09:30 同センターに現地対策本部設置(12:16解散し、通常の保安管理体制で対応)
09:40 公設消防が総合管理棟に到着、現場確認開始
09:42 公設消防が火災(建物ぼや火災)と判断、鎮火を確認
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