
八頭町と八頭県土整備事務所との意見交換会が7月8日午後3時30分から八頭町本庁舎で開催され、八頭県土から森所長、田中勲副所長はじめ担当課長が出席。八頭町からは矢部町長や副町長ら幹部が出席し、土木行政や地域活性化について協議した。
冒頭、八頭県土整備事務所の森泰雄所長、および5月に就任した八頭町の矢部啓祐町長がそれぞれ挨拶に立ち、これまでの取り組みや今後の連携強化に向け抱負を語った。
八頭県土整備事務所・森泰雄所長「情報共有と連携で、暮らしやすい地域環境整備を」

当日(7月8日)に山陰地方の梅雨明けが発表されたことに触れ、梅雨の期間中に大きな災害がなかったことへの安堵を述べたが「今後は夏本番を迎え、気温上昇やゲリラ豪雨への警戒が必要」と引き締めた。
また災害復旧について、「令和5年災については大部分の復旧が完成したが、一部の災害復旧に合わせた河川改修など継続中であり、早期の完了を目指している。また過去の大災害を踏まえ、新たに「災害調査システム」を導入しており、迅速な対応を可能にするため、6月には建設業協会との合同訓練を実施した。冬期の豪雪対応も含め、町や関係機関との情報共有を徹底したい」と初動体制の強化を強調した。
また主なインフラ整備事業について、福地バイパスの整備や八東川の河川拡幅に伴う大隼橋の架替え、さらに大江地区の急傾斜地崩壊対策などの状況を報告。地域活性化への協力については「人口減少や地域産業の持続可能性といった課題に対し、「町内の拠点を結ぶ道路ネットワークをはじめとするインフラ整備を、今後も町と緊密に連携・協力したい」と決意を新たにした。
八頭町・矢部啓祐町長あいさつ 「新体制のもと、県としっかり連携し八頭町発展へ」

矢部町長は日頃の協力への感謝と意見交換会開催に対する感謝を述べるとともに、今回の会議では災害復旧、道路整備、除雪体制など、「町の安心・安全に直結する重要事項について多くの要望や協議を行いたい」と説明。
5月に町長へ就任した矢部町長は、前任の吉田英人町長からの引き継ぎの際、「八頭県土整備事務所としっかり連携し、まちづくりを進めるように」と強く託されたエピソードを明かした。また7月から新たな副町長(村上敦志氏)と教育長(野田大和氏)を迎え、新体制が始動して約1週間が経過したことを報告。「しっかりと体制を整えながら、県土整備事務所の皆さんと連携を深め、本日の有意義な議論を八頭町のさらなる発展へとつなげていきたい」と意気込んだ。

(左から村上副町長、野田教育長、田中義之教育委員会次長)
以下八頭町と八頭県土整備事務所の議題を掲載した(詳細は順次掲載予定)。
【八頭町からの議題】
(1)災害復旧事業等の推進について
(2)道路網の整備について
(3)津山智頭八東線の事業再開について
(4)道路改良事業の推進について
(5)河川改修事業の推進について
(6)砂防・治山・急傾斜事業の推進について
(7))可床掘削、河川内の立木伐採について
(8)県道の除雪について
(9)県道のバス停留所の維持更新について
(10)県道の維持管理について
(11)(状況報告)立地適正化計画の策定状況
【八頭県土整備事務所からの議題】
(1)令和8年度予算概要【各課】
(2)八頭県土整備事務所管内の交通網の整備について【計画調査課】
(3)土砂災害が発生するおそれのある箇所の基礎調査の実施について【計画調査課】
(4)まちづ<り連携砂防等事業の活用について【河川砂防課】
(5)インフラ維持管理における県・市町村の共同事業化等の検討について【計画調査課】