建築情報

鳥取市 公共施設老朽化問題 専門委設置し利活用・廃止・解体など検討

投稿日:2021年03月01日 07:00 更新日:

 鳥取市資産活用推進課は、同市が管理する公共施設の利活用や廃止、解体などを検討するため「施設再配置推進に関する外部専門委員会」を設置する。
令和3年度当初予算要求に、委員会経費46万4千円、地方公会計システム改修費110万円を要求しており、承認されしだい、7月から5回程度委員会を開催し、令和4年4月以降に方針を決める。

【背景・目的】
 全国の自治体の共通課題となっている『公共施設の更新(老朽化)問題』は、鳥取市でも重要な課題。その対策として平成26年度策定した経営基本方針で床面積の総量圧縮目標を設定し、ファシリティマネジメント(FM)、さらには公民連携(PPP)手法による民間活力の導入など、様々な手法を用いて検討した。
 しかし、平成27年度策定の再配置基本計画の第1期(2016~2024)が5年を経過して、床面積は約1万1千㎡(1.2%)増加しており、さらに解体予定を含めると約1万4千㎡(△1.6%)の減)となった。取組が不十分なことから、再配置推進に向けて、外部専門委員会を設置することになったもの。

【外部専門委員会】
 (1)検討事項
 次に掲げる事項について検討し、その結果を市長に報告する。
①公共サービスの維持向上を前提にしながら、更新経費削減に向けた効果的な手法
※注:再配置基本計画第1期後半(~2024年)とそれ以降の第2期も見据えた具体的な取り組み手段の検討
②廃止施設の利活用や除却に関すること
③その他、鳥取市が保有する公共施設の総量圧縮を実現するために必要なこと。

(2)委員会構成員
 ファシリティマネジメント(FM)、地方公会計、建築、まちづくり等の専門的な知識を有する外部委員と内部委員の7人以内を想定。
 外部委員の専門分野は、FM専門家、大学有識者、地方公会計専門家、建築有識者などを想定している。

(3)スケジュール
 今後の予定だが、令和3年4月~6月に地方公会計システムから施設別行政コストを算出。7月~令和4年2月までに外部専門委員会を5回程度開催する。同3月に検討結果(報告書)を提出し、令和4年4月以降に市の方針を決定。具体的の取組や情報提供等を行う。

-建築情報
-

執筆者:

関連記事

no image

鳥取市 美保球場照明灯全面更新、LED化に9500万

 鳥取市都市整備部河川公園課は、美保球場照明灯をLEDに更新する。工事費は9450万円(照明灯4基(1基あたり36灯)と照明灯分電盤、操作盤一式など。事務費20万円。  同事業は社会資本整備総合交付金 …

no image

令和6年度 県東部地区機械設備工事一覧~警察本部、教育委員会、知事部局など19事業

 令和6年度に鳥取県が計画している機械設備工事(1500万円以上)について、情報提供がありましたので、購読者のみなさまと共有させていただきます。ありがとうございました。全19事業。工事概算額は税込み。 …

no image

鳥取市 法面整備設計・施工に1億、林道修繕3箇所600万、空調更新・設計3箇所3000万追加 令和4年度過疎計画で

 鳥取市市民生活部地域振興課はこのほど、鳥取市過疎地域持続的発展計画の一部を変更し、法面設計・施工1億円、林道修繕3箇所600万、保育園空調更新・設計3箇所約3000万を追加した。

no image

鳥取市水道局 本庁舎・倉庫大規模改修 令和5年度に長期修繕計画

 鳥取市水道局は令和5年度、同市国安の本庁舎と倉庫の大規模改修に係る長期修繕計画を策定する。これに伴い、年次的に改修するための計画業務を建築コンサルタントに委託する方針だ。発注時期は未定。 【経過】 …

第4回鳥取駅周辺再整備事業~基本計画案まとまる

 JR鳥取駅周辺の再整備をめざす鳥取市都市整備部は、令和6年3月27日に「第4回鳥取駅周辺リ・デザイン会議」を開催し、新イメージ図などを明らかにした。 (完成イメージ)  会議では、鳥取駅周辺の基本方 …