鳥取市は12日に臨時議会を開会。福祉保健委員会では福部ふれあい会館(ほっとスイミングプール)の施設改修について審議した。
市の説明によると、老朽化に伴う緊急修繕費として561万円を予算化するもので、ろ過装置の改修などを行うもの。
これについて市議会から「そもそも同施設は2年前に、専門家から早期修繕を指摘する声が上がったところ。いや、1年前にも指摘があった。事実上、2年間放置していたのはどういう理由か。計画的な予防修繕を怠ったのは明らか」と厳しい指摘があった。
市福祉保健部は「ご指摘の通りだが、ろ過装置が外国製の特殊なもので、準備に時間がかかった経緯もある。今後はこのような事案が起こらないようにしたい」と話した。
もともと、同施設は旧福部村が建設したもので、市町村合併時に所管する部署をどうするかで協議が難航した施設。結局、デイサービスを併設していることから福祉保健部の所管となったが、他の自治体が建設した施設を引き継いで、維持修繕する難しさが露呈した形となった。
全体に老朽化は著しく、昨年は空調機器が故障したため、その取替修繕を行っている。鳥取砂丘が目の前に見えるロケーションだが、塩害の被害は予想以上に深刻なようだ。
なお、同様の被害は海岸沿いの高台にある青谷町総合支所でも上がっており、同支所は令和4年度に大規模な改修工事に着手する予定だ。