東部建築住宅事務所は、令和3年度に山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館=岩美町牧谷=の空調設備熱源改修工事を計画している。
当初(昨年)の想定事業費は税込み4000万円だったが、その他施設管理・設備管理を追加し、予算総額を5582万8千円とした。設計業務は2020年7月17日に樟設備設計事務所が171万円で落札した。設計期限は令和3年2月28日まで。
追加したのは、空調設備改修工事のほか、施設管理として機械警備、管内清掃、一般廃棄物等処理、ろ過海水搬入を、設備管理として自動ドア保守点検、ベレットボイラー保守点検など。
以下は2020年11月16日の記事情報。
(改修内容)
施設規模・構造はRC1F407㎡。昭和56年に建築し約40年が経過した。老朽化した空調機器の撤去と更新が目的。
展示室空調設備の熱源機器を改修するもので、既存施設撤去と更新工事(工事は2案を検討)。
【既存機器撤去】
・無圧開放温水発生機 ペレット焚 100kw
・燃料タンク FRP 5t
・吸収冷温水機 低温水焚 C58kw(20RT)
・冷却塔 171kw
・コンパクト空調機 C54kw
・冷却水ポンプ 2.2kw
・熱媒水ポンプ 1.5kw
・膨張タンク
【新設機器】(案①)
・空冷ヒートポンプエアコン 冷暖房能力:70kw
・室内機(床置きダクト型) 給気風量 :10,000CMH
※機械室と屋外に露出する冷温水配管を撤去。
【新設機器】(案②)
・空冷ヒートポンプチラー 冷暖房能力:70kw
・冷温水ポンプ 1.5kw
・空調機 給気風量:10,000CMH
・膨張タンク
(留意点)
機能性、快適性に配慮するとともに、維持コストや保守性に優れた設計とするほか、展示物への影響や意匠性に配慮する。工事中も自然館は運営する。
また展示室内の吹出口とダクトは既存設備を再使用するほか、塩害による影響と対策を十分検討する。
なお、工事概算額は10月12日までに提出済み。