鳥取市が中心市街地の賑わい回復と持続可能なまちづくりの推進に向けて主体となって進めている鳥取駅周辺再整備の検討について、8月3日に開催された「第9回鳥取駅周辺リ・デザイン会議」で「鳥取駅周辺再生整備計画(素案)」が策定・公表された。県は市が主催する各種検討会議に参加し、より良い計画となるよう協力している。
県交通政策課はこれまで、四者連携協議会(副知事出席)やリ・デザイン会議(政策統轄監出席)を通じて、市による検討に対しいくつかの助言・提案を行ってきた。
まず、駅と駅北側をつなぐ平面横断と地下道の取扱いについて、今後実施する市民アンケートの際には、安全性・利便性の観点からのメリット・デメリットを市民に分かりやすく説明するよう求めた。また、実施にあたっては「県に相談していただきたい」と要請している。
また「駅だけでなく駅北側商業エリアを含め拡がりのある展開が大切」と話し、駅と駅北側への民間投資を促すためには、市が令和8年度中に策定する「中心市街地グランドデザインと一体となって整備計画を策定すべき」と提案した。
さらに、計画では令和9年度からバスターミナル、県道の設計が始まる予定だが、市民アンケートでも一番の期待は買い物・飲食等であり、複合施設と中心市街地がその役割を担う中で、その内容が決まらないまま先行してバスターミナルの整備が進むことを懸念する声も示した。中心市街地グランドデザインと複合施設の機能を同時にバスターミナル整備と説明できる方が、市民の理解が進むのではないかと助言している。
なお、8月24日午前9時からは、鳥取市庁舎でオープンハウス型の説明会を開催する予定で、平面横断と地下道のあり方などについて市民の意見を聴く機会となる。
