国道9号整備・山陰自動車道建設促進鳥取県期成会と鳥取豊岡宮津自動車道整備推進協議会の通常総会が5月28日午後1時30分から鳥取市本庁舎で開催され、今後の事業活動や要望書の作成など承認した。
総会では深澤市長が自動車道整備の経過や波及効果などを説明したほか、下場和重県土整備部道路局長から最近の情勢について説明があった。
深沢義彦鳥取市長挨拶

ご案内のように令和6年元旦に能登、半島地震が発生をいたしまして、国速道路また一般道路が寸断され、地域の道路に大変大きな被害が発生しました。
救援活動・支援活動にも大変大きな支障が生じたところでありまして、このような大規模災害が発生した時には避難場所の確保が大変重要であると改めて感じたところであります。
また日本海国土軸を形成する高速ネットワークの整備も大変重要なことであると認識させていただいたところです。
【国道9号】
一般国道9号は鳥取県東西を結ぶ幹線道路であり、鳥取県東部地域におきましては令和3年5月に山陰道鳥取西道路が全線開通となりました。
また西部地域におきましては、平成25年度に全線開通が実現しておりまして、この高速道路ネットワークの拡大により、雇用創出や交流人口の拡大、また地域経済の活性化を始め産業・観光・医療と様々な分野で、この沿線地域に大きな効果をもたらしています。
しかしながら、県中部地域におきましては、県内唯一の未整備区間になります北条道路の整備が残っており、またこれを代替えする道路がないということで、日常的に重大な渋滞や交通事故が発生しているところです。
自然災害などで一旦道路が寸断されますと、大きな損失・打撃を受ける状況にあります。高速道路ネットワークの機能が十分に確保されていない、こういった状況にあるわけですが、こうした中でこの未整備区間である北条道路について、令和8年度に部分開通が実現する見通しで、羽合インターから北条インター間が予定されており、この北条道路の全線開通まであと1歩のところに来ている状況です。
山陰道の県内全線開通に向けて、北条道路の1日も早い未整備区間の整備推進、また米子道の日野東インターから米子南インター、また米子南インターから米子西インター間の付加車線の早期完成等についても、引き続き要望活動等に取り組んで参りたい考えております。
【鳥取豊岡宮津自動車道】
さて、鳥取豊岡宮津自動車道ですが、これは因幡と但馬を結ぶ国道178号の沿線地域が古くから、産業経済、観光など様々な面で深い繋がりを持っているところですが、この国道が狭隘でありまして、特に冬場は交通の難所となっているところであり、この整備が急がれているところです。
鳥取県から京都府までの日本海側の広い地域を結ぶ、幹線道路であり、この鳥取豊岡宮津自動車道がこの交通の難所を解消し、地域の暮らしの安全安心を確保するものと考えているところです。
またご承知のように山陰海岸ジオパークの観光周遊道路としての役割も担っているところであり、平成26年3月には駟馳山バイパスが岩美インター、また福部インター間に続きまして、平成29年11月に浜坂道路、そして令和5年3月11日に岩美道路の東浜インターから浦富インター間が供用開始されまして、岩美道路全線開通に至りました。沿線地域では様々な効果が今、実感されているところです。
また令和5年度に城崎道路の仮称・城崎温泉インターから仮称・豊岡北ジャンクション、この間のいわゆる国直轄による権限代行によります新規事業化がなされまして、現在事業中であります。
浜坂道路の第2期工事、新温泉町浜坂インターから和泉インター間につきましても、整備が着実に進んでおりまして、成果が徐々に現れてきているところです。今後も地域経済の活性化、また雇用創出、安心・安全な市民生活の確保など沿線地域にも多岐にわたる地方創生の取り組みを継続していくためにも、この道路整備が是非とも必要でありまして、引き続きこの要望活動に取り組んで参りたいと考えております。
【南北線】
またご承知のようにミッシングリンクでありました、覚寺インターから鳥取インター間の、いわゆる南北線でありますが、今月(令和8年)5月15日に鳥取県におかれまして都市計画決定がなされたところであります。これから事業化に向けて特に来年度にかけてということになりますが、しっかりと国への働きかけ等に取り組んで参りたいと考えております。
期成会、協議会として、これからも引き続き、要望活動等を通じて山陰自動車道、また、鳥取豊岡宮津自動車道の全線開通に向け一層の努力をして参りたいと考えておりますのでえ、会議の皆様方におかれましては、引き続きご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
下場和重県土整備部道路局長

若干ですが県下の状況を説明いたしますと、鳥取県の山陰道につきましては88㎞ の計画ですが、このうち74.2㎞が供用済みです。
残り13.5㎞については、北条道路で現在整備が進められており、今年度末(令和8年度)に5.9kmの共有開始が予定されています。残りはわずかとなっております。これはですね。本当にあの協議会・期成会の会長様が会長をはじめ、会員各位の皆様のおかげだと思っております。
鳥取豊岡宮津道路につきましても、竹野道路を先行着手されたりですね、浜坂道路二期も6本のトンネルのうち 3本が貫通している状況で、令和 11年の供用を目標に順調に工事は進捗しています。
このようにですね、兵庫県北部から鳥取県の道路整備まで順調に進展しております。このような状況はですね。やはり地域の皆様の声を中央に届けていただいてる期成会の皆様のおかげだと思っております。
今後も道路整備に必要な予算を広く、鳥取県としても要望してまいります。最後に期成会と協議会のますますの発展を祈念して挨拶とさせていただきます。

舞立参議秘書の村上さんと雑談していたところ、白髪の男性(右から向かって2番目)が名刺を差し出してこられた。赤澤亮正経済産業大臣の鳥取駐在秘書・上山房之氏だそうで、あれこれ話しているうちに、この方が新温泉町諸寄の出身ということが分かった。
というわけで総会に出席していた西村銀三・新温泉町長に声掛けして三人で盛り上がりました。赤澤大臣が諸寄に来られたらホタルイカの詰め合わせなどでもてなしたいところだが。