鳥取市経済観光部は、令和8年4月から鳥取市栄町の加藤紙店の一部を「ビジネス・コミュニティ施設」として開設する。主に県外企業を対象にいわゆる「隼ラボ(八頭町)」のような施設を運営するもので、運営者は民間企業を対象に公募か随意契約で契約する。
鳥取駅前若桜街道沿いにある加藤紙店は、令和6年3月末に小売部門(文具店舗)を閉店。4階事務所で卸し部門の営業を続けていた。しかし、中心市街地活性化協議会(鳥取商工会議所)から「鳥取駅前の一等地の店が一部とはいえ閉店するのは惜しい」といった発言が相次ぎ、今後本格化する鳥取駅周辺整備事業と連動する形で1~3階を「創業支援の場」として改修することを決めた。
計画によると、加藤紙店(S6F1337.75㎡)のうち、1~3階(延べ692.47㎡)を鳥取市が賃貸しテナントに改修。主にIT系など県外企業のビジネス拠点・交流施設として貸出する取り組み。
またテナント募集だけでなく、鳥取大学や鳥取環境大学、青翔開智、鳥取城北高等学校などの私学との交流を深めることで、若者の県外流出を抑止し、地元定着を促す取り組みを展開する。将来的には県立の中高等学校にも拡大する。これにより駅周辺エリア全体の価値を高め、地価下落を抑える。
すでに県外企業1者の入居が決まっており、鳥取市では地域おこし協力隊に所属する2名をそれぞれ「移住定住」、「企業誘致」の担当者として令和7年11月から同企業に派遣。実践的なノウハウを学習させる。
そのほか、数年前にも取り組んでいた「チャレンジショップ」を周辺の空店舗を使って再開する。前回は3年間の営業期限だったが、今回は5年間に延長するなど創業者に手厚い支援を行う。
【入札結果】
今回の工事は一般財団法人鳥取開発公社(理事長 羽場恭一副市長)が令和7年10月23日・28日に入札したが、加藤紙店も①北東面外壁改修工事、②1F店舗エントランス視覚障がい者誘導経路整備工事、③電気設備改修工事(照明以外・消防設備含む)を行う。
2025年10月28日 10:00 – 管工事・水道
●鳥取市まちなかビジネス・コミュニティ拠点改修工事(機械設備)
(鳥取市栄町(加藤紙店))
10月23日に入札したが、その後予定価格の間違いがあり中止。10月28日再入札
①三和商事、サンユー技研工業、高千穂、西日本環境設備、日本上下水道工業、吉野設備工業:5480万円
辞退=サカエ、山陰冷暖設備、大和設備、北陽エンヂニア・サービス
落 三和商事:54,800,000(予59,620,000)
【備考】鳥取開発公社発注。担当は鳥取市企業立地課。令和8年3月15日まで。
2025年10月23日 10:00 – 建築
●鳥取市まちなかビジネス・コミュニティ拠点改修工事(建築)
(鳥取市栄町(加藤紙店))
①藤原組、大和建設、興洋工務店:5520万円
辞退=懸樋工務店、ジューケン、田中建設、田中工業、千代田工務店、YAHATA、やまこう建設
※予定価格:6002万円。工期:令和8年3月15日。企業立地課(西尾さん)。Hac Design Office。
落 藤原組:55,200,000(予60,020,000)
【備考】鳥取開発公社。担当は鳥取市企業立地課。令和8年3月15日まで。
2025年10月23日 10:30 – 電気工事
●鳥取市まちなかビジネス・コミュニティ拠点改修工事(電気設備)
(鳥取市栄町(加藤紙店))
①昭和電設:1250万円
②安部電気工事:1255万円
③赤松商会:1260万円
④鳥取商建電設:1280万円
辞退=オグラ、小林制電、昭弘電業、矢木電機
※予定価格:1358万円。工期:れは3月15日まで。
落 昭和電設:12,500,000(予13,580,000)
【備考】鳥取開発公社。担当は鳥取市企業立地課。令和8年3月15日まで。