鳥取市内の建設業者や不動産企業ら3者が岩美町浦富地内で計画している大規模土地開発計画がまとまり、今秋に着工する準備が整った。
規模は住宅用地21区画5500㎡(第1期)で、将来的には同規模の住宅用地(第2期)を隣接地に整備する予定(時期未定)。今回の整備は令和7年10月頃から令和8年8月頃までを整備期間としており、このうち住宅用地に出入りする進入路(架橋)整備について、「移住定住の促進につながる」と岩美町が評価し、整備費用の一部を支援することが決まった。
【民間宅地開発】
宅地開発を手掛けるのは、
㈱グリーンガーデン(鳥取市賀露町、代表取締役 尾前敏明)
鳥取不動産ねっと㈱(鳥取市永楽温泉町、代表取締役 土橋健二)
㈲田口工業(鳥取市西品治、代表取締役 田口誠)
~以上3者。第1期開発計画の規模は5513.43㎡で宅地用地21区画としている。第1期の概算事業費は約1億6500万円。同グループでは過去に隣接地で同様の土地開発を手掛けており、販売実績も好調に推移している。そのため、第2期宅地開発の実施については、令和7年5月現在未確定だが、これまでの好調な経緯から「事業化に問題は無い」という声も上がっており、大掛かりな宅地開発に期待は高まっている。
また今回、岩美町が支援するのは第1期宅地予定地に出入りするための架橋建設(ボックスカルバートB2500×H1600、L12m)で、その工事費は約3450万円が見込まれている。橋梁は道路構造令の技術基準(耐荷重25トン)を満たす必要があり、事業完了後は町道の一部として町道移管する予定だ。
岩美町では「宅地造成は移住定住の促進と快適な住環境の形成に寄与するもので、整備費用の一部を支援する」方針を決めた。支援は第1期計画のみに限って支援するが、岩美町の補助により宅地販売価格が坪14.5万円が13.5万円に低減できるという。
補助事業は6月定例議会に「民間宅地造成(橋梁整備)助成事業」として上程され、承認されれば1000万円を予算措置する。令和8年度への事業繰越予定。
5月29日午前に開催された岩美町議会全員協議会では「宅地開発に異論はないが、岩美町の地元建設業者らの支援・育成にも十分配慮してほしい」という意見が議員から寄せられた。
