鳥取市と八頭町、若桜町の3市町は26日に鳥取県庁を訪問し、一般国道29号津ノ井バイパスの整備促進を求める要望書を平井知事に手渡した。

津ノ井バイパスは、4車線化を前提として昭和60年1月に都市計画決定が行われ、4車線分の用地取得も平成13年度に終了しているが、現状は西大路交差点以西のみ4車線で暫定供用中となっている。
しかし、暫定供用以降も多くの工場、商業施設など立地する津ノ井バイパスでは、平成25年1月に県内の主要渋滞箇所として指摘された南栄町交差点と西大路交差点の2箇所が未だ渋滞解消されていない。
特に朝夕の通勤時には緊急車両の通行にも多大な負荷がかかっている状況にあり、緊急医療体制確保の面からも早急な整備が求められている。
さらに津ノ井バイパスの西大路交差点から八頭町側は、2車線のため通勤車両等による渋滞が日常的に発生し経済活動の障害となり、渋滞を回避するため周辺道路を抜け道とする車両が増加。歩行者等の危険性も高まっている状況だ。
会合では平井知事が「現状では、国道29号は国の幹線道路としてあるべき姿が整っていない区間があると思います。より交通の円滑化を図るべきエリアであり、鳥取県としてもみなさんの要望に全く異論はありません」と話し「11月には我々6団体で要請活動を行いますが、その際に津ノ井バイパスも重点区域として取り上げたい」と説明した。
ただし、鳥取河川国道事務所はこれまで、若葉台から吉成交差点までの津ノ井バイパスは「2車線の高架化がのぞましい」とみており「平面交差の4車線化では渋滞は解消しない」と指摘している。
