県土整備部道路企画課は、令和5年8月3日に発生した県道樗谿公園線の倒木事故をうけ、今後の台風期に備えて県管理道路植栽(1万5千本)の緊急点検を実施したが、その結果について、8月21日に開催された県議会常任委で状況を報告した。
目視による緊急点検を実施したところ、異常な傾きなど確認されなかったが、腐朽や空洞化等の異常の有無は現在調査を進めている段階。8月下旬には調査完了する見込みだ。
【事故概要・被害状況】
令和5年8月3日午後3時20分ごろ、鳥取市上町地内(神社鳥居前)の県道樗谿公園線で、沿線のモミの木(樹齢200年以上)が根元から倒れる事故が発生した。
この事故に通行中の70代女性が巻き込まれたが、幸い軽傷だった。
しかし、鳥取市歴史博物館に駐車中の軽自動車を直撃し、損壊した。けが人は無かった。
【事故後の対応及び原因等】
倒木は翌日の8月4日に撤去。
また樹木医の診断によると、倒れた主な原因は「寿命と根腐れ」との所見だった。
樹木医は「通常、モミの本の寿命は200~300年だが、敷地が狭いため根が張りにくく、.また水路横で水分が多いことから、早期倒壊に至ったのではないか。なお、前兆をつかむのは難しい」ど説明している。
なお、倒本があった土地は県の道路区域に指定されていることから、今後の対応については、土地所有者等関係者と調整中。

【道路植栽の緊急点検実施結果】
調査対象は県内の:3m以上の高木約15,000本で、今後の台風期に備え、全事務所の県管理道路の道路植栽(高木)について、傾斜等の変状がないか目視による緊急点検を実施した。
その結果、異常は確認されなかった。
引き続き、腐朽や空洞化等の異常の有無について、8月下旬までに調査完了する予定だ。