鳥取市教育委員会は、令和8年6月18日に開かれた定例市議会において、旧湖南中学校(鳥取市吉岡温泉町)の一部施設に関する無償貸付けを継続する新たな議案(議案第91号)を提出した。
議案提出の背景:前理事長逝去に伴う名義変更
今回の議案提出は、これまで旧湖南中学校の施設を無償で借り受けていた法人理事長が令和7年7月に逝去されたことに伴うもの。
貸付けの対象となっていた団体側から、これまでと同様の目的および内容で施設使用を継続したいという申し出があり、名義を法人の前理事長からその「相続人個人」へと変更する手続きが行われた。
これに伴い、鳥取市として新たに無償貸付けを行うための議決を市議会に求めたことによる。
貸付けの目的と対象施設
この無償貸付けは、「旧湖南中学校校舎を利活用し、地域の活性化を図ること」を目的としている。対象となる施設(財産)の詳細は以下の通り。
①対象施設=旧湖南中学校 校舎(鉄筋コンクリート造3階建1棟のうちの4室)
②延べ面積=225.4㎡
③所在地=鳥取市吉岡温泉町789番地1
④貸付けの相手方=相続人個人(鳥取市松原)
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旧湖南中学校のこれまで(経緯)
旧湖南中学校は、平成20年4月の小中一貫校の開校、および翌平成21年4月の「湖南学園」増築校舎の完成に伴い、学校としての利用を終了した。
その後、跡地を地域のために有効活用する取り組みの一環として、平成24年4月から地域活性化を目的とする団体への施設貸付けが開始され、今日まで継続されている。
今回の議案が市議会で可決されれば、名義は相続人に引き継がれ、今後も地域活性化に向けた活動の拠点として校舎が利活用される見込み。