鳥取市鹿野町総合支所は、舞台芸術などの文化芸術活動に取り組む「鳥の劇場」に、旧鹿野小学校跡地を無償譲渡し、その敷地を無償で貸付け、演劇活動を支援する。
また施設譲渡後、「鳥の劇場」が令和5年度内に内装の不燃化やバリアフリー化など施設改修工事を施工する。事業は令和5年度から7年度まで3か年3億円を投入する。

【財産の無償譲渡及び無償貸付けについて】
〇これまでの経緯
旧鹿野幼稚園は昭和53年に建設され平成17年に設置目的を終えた(廃園)。以後、文化芸術活動や演劇活動を通して社会貢献活動事業に取り組む「鳥の劇場」に無償貸付していた。
しかし、老朽化等により活動が困難になっており、令和3年度から地域住民を中心に地域一帯の将来像について検討し「旧鹿野小学校跡地利活用整備計画」を策定。
鳥取市内部でも検討を重ねた結果、国の地方創生交付金の活用を前提に、舞台芸術を核とした交流拠点として、鳥の劇場に施設を譲渡したのち鳥の劇場が再整備することを決めた。
このほど国の交付決定を受け、旧鹿野幼稚園舎を鳥の劇場に無償譲渡するとともに、その敷地を無償で貸し付け、事業支援する流れとなった。
〇取り組みの効果
鳥の劇場を核とした地域振興の取り組みにより、「舞台芸術」を生かした人材育成、交流促進、産業振興、賑わい創出などの取り組みを一体的に推進することで、劇場を中心とした地域一帯を、多様な人々が「出会い」、「集い」、「学び」、「つながる」交流エリアとして確立し、さらなる文化芸術の振興、交流人口、関係人口、定住人口の増加と地域の活性化を目指す。
併せて、住民が気軽に集まり学ぶことができる場とすることで、地域のコミュニティ機能を強化する。
※以下は令和5年2月18日の記事
鳥取市鹿野町のNPO法人鳥の劇場は、令和5年度から3カ年かけ同劇場内の旧幼稚園舎の改修や劇場バックヤード整備などに取り組む。全体事業費は約3億円。
老朽化した劇場施設を再整備し、鳥の劇場の演劇を通した活動を地域活性化や観光化につなげようとするもので、施設拡充と連動した周辺エリア(鹿野地区)を継続的に来訪してもらい、移住定住などの人口増をめざすのが目的。旅行会社や地域づくり団体とも連携する。
また鳥取市経済観光部や県文化政策課が支援するほか、国のデジタル田園都市国家構想交付金事業の認可を得て事業実施する。整備の概要は以下の通り。
令和5年度
①旧幼稚園舎の改修
②劇場バックヤード等整備に係る設計業務
③旧小学校解体(鳥取市全額補助)
令和6年度
①旧小学校解体(鳥取市全額補助)
②劇場バックヤード等整備と施工監理
令和7年度
①広場整備(鳥取市直営)