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鳥取市 公設卸売市場で土壌汚染・アスベスト調査~要求水準書に反映

投稿日:2021年12月12日 01:10 更新日:

 鳥取市経済・雇用戦略課は12月9日、総事業費30億円を投入する公設地方卸売市場再整備事業に関連した土壌汚染状況調査とアスベスト調査の結果を明らかにした。

 土壌汚染状況調査の結果、採取した2地点とも鉛・ヒ素が土壌溶出量基準に適合しなかったため、調査対象地全体(公設地方卸売市場敷地)が土壌溶出量基準に適合しない土地と評価した。工事による掘削により土壌を敷地の外に搬出する場合、法律に基づいた運搬、処理が必要となるほか、必要に応じて区域指定を申請する。

 またアスベスト調査の結果、解体時の処置に相応の対応が必要となると想定される箇所について、分析調査に移行し結果を公表し、その他の箇所を含めた場所を公表する。そのほか、調査結果の内容を踏まえた要求水準書等を作成する方針だ。

【土壌汚染状況調査】
 市場再整備にあたり、土地の掘削面積が3000m3以上となる見込みであり土壌汚染対策法に基づく届出が必要となる。そのため、自主調査として法律に基づく調査(自然由来による土壌汚染地の調査)を実施したもの。

 調査期間は令和3年10月19日~20日まで、ボーリングによる調査を実施。調査対象物質は鉛、ヒ素、ふっ素、ほう素。

 試料採取場所は、南西側の関連事業者棟(A・住谷青果)と北側の汚濁処理施設付近の2箇所(下図の★)。調査内容は、配置・面積案から、実際の工事の掘削深度は1m程度と想定されるため、環境省基準に従い、マイナス1mを充足する範囲として、深度3mを調査した。

※土壌溶出量調査(弱酸性の水(雨水程度)によって溶出される重金属量を測定する調査)
:8検体中6検体が土壌溶出量基準に不適合
ヒ素:8検体中7検体が土壌溶出量基準に不適合
ふっ素・ほう素:8検体すべてが土壌溶出量基準に適合

物質名 ヒ素
土壌溶出量基準(第二溶出量基準) 0.01mg/L 0.01mg/L
調査深度 GL-3m 左同
最大値 0.033mg/L O.028mg/L
基準不適合試料数/調査試料数 6/8 7/8

※土壌含有量調査:胃酸を想定した溶液によって溶出される重金属含有量を測定する調査
 鉛・ヒ素・ふっ素・ほう素とも8検体すべてが土壌含有量基準に適合した。

【アスベスト調査】
 取壊しに伴う解体に要する費用を含めた、設計・施工での一括発注を想定し、解体費用に影響するアスベスト含有建材の調査を行い、その内容を設計・施工の要求水準に反映するため調査を実施した。

 調査期間は令和3年10月13日~11月15日まで。調査内容は書面と目視によるスクリーニングで、範囲は関連事業者棟(上図B・北陽日冷)を除く全施設。
 調査結果だが、レベル1は1カ所、レベル2はゼロ、レベル3は127カ所で確認した。
・レベル1(アスベスト含有吹付け材)、
・レベル2(アスベスト含有耐火被覆材・保温材・断熱材)
・レベル3(その他のアスベスト含有建材(成形板など)


(令和3年9月21日の記事)
鳥取市公設地方卸売市場 施工者は令和4年度決定

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