災害 土木情報

県土整備部 大山で雪崩被害、一ノ沢橋が下流側に1m移動、復旧は令和10年度

投稿日:


(上図は一の沢橋被災状況)

 県土整備部技術企画課と道路企画課は、4月21日に開催された議会常任委員会で、令和7年3月10日に発生した大山一ノ沢の大規模な雪崩により被災した、主要地方道倉吉江府溝口線(冬季閉鎖中区間)にある「一の沢橋」への対応等を報告した。

被災状況及び対応状況等
 4月10日時点での被災状況によると、一ノ沢上流の標高約1500mを発生源として雪崩が発生し、距離1600m、標高差約600mを流下し、推定厚さ7mの雪崩先端が橋梁に衝突したものと推定される。
 この雪崩により「一の沢橋」の橋桁(橋長40.9m、重量約920t)の左岸側が125cm程度下流に滑動した。これにより一の沢橋の通行は不能。

国土交通省・有識者との打合せ状況等
 3月18日に国土交通省防災課と災害復旧事業の対応を協議。また同25日に新潟大学河島教授、松元特任准教授が来訪し、県との包括協定を活用して雪崩の現地調査や解析方法を相談した。
 また4月4日には鳥取森林管理署と国有林内の復旧等について協議、調整し、同6日に平井知事による現地視察を実施した。

復旧方針とスケジュール
 災害復旧事業(公共土木施設災害復旧事業橋梁災)を申請予定する方針で、今後、詳細な測量調査、設計業務を実施し、国交省、林野庁、環境省と協議を進めながら秋頃を目途に災害査定を行う予定。令和10年度の復旧を目指す。

当面の対応

(上図は迂回路(旧道)ルート)

(1)迂回路の設置
 旧道(一の沢橋を設置する前のルート)を迂回路とするよう関係機関等と調整中。迂回路へ土砂流出する危険があるため、有識者との相談を踏まえ、雨量計や監視カメラ設置等による安全対策や雨量等の通行規制基準を設定したうえで交通開放する。

 開放時期は梅雨明け(夏の観光シーズン前)までに迂回路を交通可能とする。

(2)通行止めの案内
 迂回路開放までの間、通行止め情報や代替ルートをホームページや看板等で周知する。

-災害, 土木情報
-

執筆者:

関連記事

no image

智頭町動静 町道下向線改良など8項目~令和4年度事業化を要望

 智頭町の事業動静などを掲載することにしました。

no image

令和5年9月補正 東部振興事務所、県スポーツ課、県観光戦略課が蓄電池交換、受変電設備改修、自転車道補修を実施

 東部振興事務所、県スポーツ課、県観光戦略課が令和5年9月補正で実施する工事や作業委託をまとめた。3件。 【東部振興事務所】 〇起動用蓄電池交換作業委託:400万円 東部庁舎非常用ガスタービン発電機に …

鳥取市令和4年9月補正 青谷海岸浸食対策 大型袋設置に2千万

 鳥取市農林水産部林務水産課は、青谷漁港海岸の浸食を抑制するため、袋詰め工を施工する。事業費は約2000万円。 【経過】  青谷漁港海岸で波浪による汀線後退がみられたことから、その経過を観察していたが …

no image

鳥取市都市整備部11月臨時補正 災害復旧費を承認

鳥取市は26日午前10時から臨時議会を開会し、都市整備部の災害復旧関連議案を承認した。 建設関係では市道川奥線測量設計=550万円、曳田川測量試験=560万円、尾際谷川測量試験=310万円の3件が議案 …

鳥取市 鳥取大学前・駅前ロータリーで転倒 近く全面修繕

 鳥取市道路課は、鳥取大学前駅の駅前ロータリーのブロックなどが浮き上がり、歩行者を転倒させたことから、近く全面修繕を実施する。