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県住まいまちづくり課 米子・上栗島団地建替整備方針まとまる 10月中に事業手法決定

投稿日:2022年10月04日 03:30 更新日:

 県生活環境部住まいまちづくり課はこのほど、県営住宅上粟島団地=米子市彦名町=の建替整備方針を取りまとめた。今月中(令和4年10月)に県有施設・資産有効活用戦略会議を開催し、事業手法などの最終調整に入る。



上粟島団地整備計画図(イメージ)

【経過】

 老朽化が進む県営住宅上粟島団地と近接する富益団地の集約・建替えが浮上し、令和3年度から基本計画策定、PFI導入可能性調査を実施。このほど、整備方針が概ねまとまっことから、その概要を報告するもの。

1 団地概要

(1)上粟島団地(米子市彦名町・市街化調整区域)
 上粟島団地のうち昭和40年代に建設した住棟4棟は、建設後約60年が経過。昭和60年に行った2戸1改善からも30年以上が経過しており、建物の老朽化は著しい。

 上栗島団地の構造は鉄筋コンクリート造3~4階建て。戸数は9棟129戸もあり、このうち昭和45~46年建設の4棟48戸を建替える予定、残る5棟81戸は令和12年以降に建設する。

(2)富益団地(米子市大崎・市街化調整区域)
 富益団地は、昭和56年から59年に建設し、建設後約40年が経過。建物の老朽化が進行中だ。

 建物構造は鉄筋コンクリート造2階建て。戸数は22棟88戸。

2 建替整備方針

 脱炭素社会の実現に向け、積極的に省エネ・創エネ化と木造化を推進するほか、県独自の未来型の集合住宅として整備する。

(1)県営住宅の配置・住戸規模の最適化
 上粟島団地(48戸)と富益団地(88戸)を集約し上粟島団地に60戸を建設。人口減少、高齢化社会に対応する適切なストック管理と団地配置の最適化を図る。

 なお、令和4年4月現在の入居戸数は、上粟島団地が31戸、富益団地66戸だが、このうち移転希望は17戸ある。

 住戸は世帯規模に応じて1DK~4DK、車いす対応まで多様な間取りを設定し、居住ニーズに対応しながら建設コストの縮減を図る。

(2)ゼロエネルギー化に向けた省エネ・創エネの推進
 県営住宅初となるとっとり健康省エネ住宅性能基準(NE―ST・TG-1)を採用。太陽光発電設備による再生可能エネルギーの活用により、入居者の健康増進と省エネ・創エネ化を図る。

(3)県産木材の積極的な活用・木造化の推進による地場産業の活性化
 二酸化炭素吸収源対策につながる木造化を推進(2棟は木造で整備予定)し、県産木材を積極的に活用する。

 また木造住棟では県内初となる構造体に県産CLTを活用するか検討し、その普及を図る。

 背景には、鳥取CLTが厚さ90ミリのCLTの生産を開始したことによる。県産CLTを構造体に使用する建築が可能となった。

3 今後のスケジュール

 令和4年9月に基本計画策定・PFI導入可能性調査が完了。

 令和4年10月に県有施設・資産有効活用戦略会議にて結果報告、事業手法を決定する。

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