
㈱テクノス(代表取締役 藤井範之、本社:岡山県総社市東阿曽1289-1、資本金1000万円)が、EV関連部品、半導体製造装置部品、航空機部品などの受注拡大に対応するため、鳥取市の既存工場を取得、改修して新工場(仮称・㈱テクノス鳥取工場)を設置することが決まり、令和8年2月5日、ホテルモナーク鳥取で鳥取県・鳥取市と協定書の調印式を行った。会場には藤井社長をはじめ、取締役の藤井裕也氏、深澤義彦鳥取市長、平井伸治鳥取県知事らが出席し同社の進出を祝った。
計画によると、鳥取市本高290番地1の旧パイオニア精工鳥取事業所の敷地約17000㎡と工場約5300㎡を取得。最新の自動化設備や製造技術を導入し、同社が目指す「データに基づくものづくり」を推進する。省人化・効率化を通じて、生産能力を大幅に拡大させると同時に、収益性の向上を見込む。
さらに、広大な敷地面積を確保することで、将来の増床に備える。
また日本海側の物流拠点として機能し、鳥取ICまで400mという地の利を生かすほか、鳥取空港からのアクセスに優れていることから、物流・供給網の安定性を高めていく。本社のある総社市から約100kmに位置しており、自然災害等のリスクを分散させ、レジリエンスを強化するのも狙いだ。
藤井社長は「鳥取県・鳥取市をはじめ関係者の温かいご支援を頂いたことが進出の決め手になった。この鳥取で弊社の命運をかけた新工場の設立が実現し、心より感謝している」と話したほか、地元建設業を使ってもらえるのか、という質問に対しては「この工場ですが、契約により4月1日から当社所有となります(建物引渡は令和8年9月)。昨年10月頃から、こちらに三立さんという企業がありまして、親会社が岡山にあります(全備)。その会社から鳥取市に進出するなら三立を使ってくれ、と依頼がありまして。それで三立とかかわりのある建設業者を、また現在は地盤のことなどで調査が必要となっており、見積もりを取ったりしてお願いしているところです」と話していた。
会社概要
〇株式会社テクノス
〇代表取締役=藤井 範之(ふじい のりゆき)、岡山県総社市東阿曽1289-1
〇資本金=1000万円
〇主業務=金属等の精密切削加工
〇従業員数=120名(2025年7月現在、グループ全体)
〇工場=本社工場、井尻野工場、真壁工場(3カ所とも岡山県総社市)
事業計画の概要
株式会社テクノス 鳥取工場(仮称)
所在地=鳥取市本高290-1(旧パイオニア精工?)
稼働開始=令和8年春頃予定(改修工事は令和8年4月以降に開始)
事業内容=EV関連部品、半導体製造装置部品、航空機部品等の製造
雇用計画=40名程度採用予定(旧パイオニア精工からも7名程度雇用予定)。