県営繕課はこのほど、(仮称)青谷かみじち史跡公園展示ガイダンス施設他新築工事の概要、事業スケジュールなどを明らかにした。
同事業は国史跡青谷上寺地遺跡の史跡公園整備事業により、展示ガイダンス施設等を建設するもので、ガイダンス施設をはじめ倉庫、トイレなどを新設する。
ガイダンス施設の規模・構造はRC造一部W造2階建て延べ約2000㎡と、高床倉庫(W造一部S造)平屋建て延べ約15㎡×2棟、トイレなどの便益施設(W造平屋建て延べ面積約87㎡)。2023年10月の開館を目指す。
またガイダンス施設内には、重要文化財(青谷上寺地遺跡出土品)を収蔵・展示し、青谷上寺地遺跡のガイダンスと体験学習の拠点とする。将来的に歴史遺産観光、とっとり弥生の王国情報創造、鳥取市青谷地域振興の拠点になる。特に青谷上寺地遺跡出土人骨のDNA分析など、注目すべき青谷上寺地遺跡の最新の研究成果も情報公開する予定だ。
(事業スケジュール)
事業スケジュールを見ると、
・建築工事の設計期間は令和2年7月~同3年3月末。工事は令和4年1月~令和5年3月まで。
・造成工事の設計期間は令和2年7月~同3年3月末。工事は令和3年5月~令和5年1月まで。
・植栽工事は令和4年10月から翌5年6月まで。
・展示工事の設計期間は令和2年11月~同3年10月とする。工事は令和4年以降。同年5月に着工し9月の完成予定だ。
なお、青谷上寺地遺跡の東西に「古代山陰道」のルートが見つかっており、鳥取県埋蔵文化財センターが発掘調査を進めている。古代山陰の流通や農業技術、文化伝承などに寄与したルートを保存・活用するプランに期待したい。
