鳥取市水道局の令和3年度(2021年度)事業概要がまとまった。当初予算額は51億8254万7千円で、前年度(令和2年度)と比較して7421万5千円の減となった。これは新型コロナウイルスによる従量料金の減による。
また令和3年度の建設改良費は24億8187万6千円を計上、前年度比で1億5149万8千円の減額となった。
主な事業をみると、地域水道整備事業に約7億を投入、調査設計業務は鳥取、国府など6地域で実施するほか、3年度から2か年かけて水道施設台帳作成など水道設備情報管理システムを構築する。
以下は令和3年度主要建設改良事業。詳細については2月22日以降に掲載予定。
【1:配水施設整備事業 2億0986万3千円(R2当初予算3億2689万円)
(1)配水管網整備
安定給水の確保と効率的な水運用を目的として管網を整備する。河原地域において、江山浄水場系エリア拡大に伴う渡一木配水池系送水管の布設工事を継続して行う。
(2)基幹管路耐震化
管路更新(耐震化)計画に基づき、基幹管路のうち耐震性を有していない管路を耐震管に布設替えする。
・徳尾系送水管(DIPφ600)の布設替を継続実施。
【2:地域水道整備事業 6億9935万円(R2当初予算8億5858万1千円)
平成29年4月に上水道事業へ統合した旧簡易水道地域については、地域水道整備計画に基づき施設の統廃合、江山浄水場の配水区域拡大のための管路整備・施設整備を行っている。
令和3年度は施設整備工事を国府、用瀬、佐治地域で行い、調査設計業務を鳥取、国府、用瀬、佐治、気高、鹿野地域で実施する。なお、旧簡易水道地域の管路及び施設の更新については、配水管等改良事業と諸施設整備事業で行っている。事業費は約2.6億円を想定しており、地域水道整備事業と合わせて約9.6億円となる。

【3:配水管等改良事業 11億6831万円(R2当初予算10億1008万円)】
(1)震災対策整備事業
・震災時応急給水拠点第2次整備(令和元年度~令和13年度)
2次整備を行う47か所の応急給水拠点、施設について、整備順序を定め令和元年度から計画的に事業着手している。
令和3年度は学校3か所(津ノ井小、若葉台小、青谷小)、体育館1か所(浜坂体育館)、公民館2か所(湖南地区公民館、国英公民館)、県施設1か所(福祉人材研修センター)、(旧)江山中学校、青谷町総合支所と鳥取空港の計10か所を整備する。
・老朽管更新
赤水の発生や破損事故が起こりやすい鋳鉄管、ビニル管、鋼管など老朽管の耐震管への布設替を継続実施する。工事の実施に当たっては、他の事業者が行う工事との同時施工などによりコスト削減する。
・水管橋耐震補強
基幹管路と応急給水管路上の単独水管橋を対象とした耐震診断結果を踏まえ、計画的に耐震補強を行う。
令和3年度は下味野水管橋(大井手川)を耐震補強する。
(2)その他(委託料)
水道法の一部改正により令和4年9月までに水道施設台帳を作成することが義務づけられたことに伴い、令和3年から4年までの2か年の債務負担行為により、水道設備情報管理システムを構築する。
【4諸施設整備事業 3億4893万1千円(R2当初予算2億8449万1千円)】
老朽化した施設(遠方監視装置、機械設備、測定機器、滅菌装置等)の更新については、計画的・効率的に実施し水道水の安定的な供給を図る。令和3年度も継続して設備更新する。