そのほか

東部広域 コンポストセンターいなば廃止 補助金返還など協議へ

投稿日:2021年01月28日 08:00 更新日:

東部広域行政管理組合は、汚泥堆肥化施設「コンポストセンターいなば」を廃止する。令和3年度から廃止に向けた協議を国・県などと進める方針で、課題となっている国庫補助金の返還や廃止後の施設の取り扱いなどを決める。

【経過】
「コンポストセンターいなば」は、同組合し尿処理施設の更新整備に伴い、それまで焼却処分していた汚泥を堆肥化(コンポスト化)し、農地還元するためのリサイクル施設として建設した。施設面積は延べ2364㎡で、建設事業費は63億4700万円(因幡浄苑44億7500万円、コンポストセンターいなば18億7200万円)。
当時の厚生省(し尿処理事業)と農林水産省(集落排水事業)の共同事業によるもので、り、平成11年6月に供用を開始した。処理能力は1日10.35トン、製品量1日約3トン。

ところが平成24年6月の施設管理受託者による処理水の不適切事象を機に、平成25年4月より施設を休止。同施設を廃止(用途廃止)する方向で関係機関と協議を進め、平成28年4月より民間事業者に委託し処理(リサイクル)を行ってきた。また、組織市町と協議を進め、施設廃止に係る国・県等関係機関と協議する方向で準備を進めていた。現在は、補助金返還等の課題を解消するため、廃止後は農水省の関連(事業)施設として利活用することを検討していた。

【今後の対応】
しかし、「コンポストセンターいなば」は、農水省関連で廃止後に利活用する計画は困難と考えられており、まず「廃止に向け本格的に国・県等関係機関と協議を進める」方針とし、廃止後の施設取扱いは、引き続き東部・八頭市町と検討・協議することになった。

【課題点】
課題は以下の3点
○国庫補助金の返還
○起債の繰上償還
○廃止後における施設の取扱い
~など。

【参考】
〇建設事業費の内訳(因幡浄苑とコンポストセンターいなば)
国庫補助金=16億0470万円
起債=44億0720万円
その他=3億3518万円

〇国庫補助金の想定残存価額(1市4町)
因幡浄苑=1500万円、コンポストセンターいなば=5200万円
※コンポストセンターいなばを稼働停止した平成24年度末時点での残存価額

〇起債の未償還残高(令和3年3月末現在・1市4町)
因幡浄苑・コンポストセンター=2億1146万円
※1市4町の集排分・農水省部分は令和12年度が償還最終年度。

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