智頭町は8日に6月議会を開会し、歳入歳出予算に7041万3千円を追加する補正予算案を上程した。予算総額は68億8591万3千円。
【概要説明】
(システム改修)
総務費の一般管理費では、財務連携をするための人事給与システムの改修と例規執務サポートシステム導入に要する経費を措置した。
(アスベスト処理)
まちづくり推進費の「まちづくり事務費」で八河谷・杉の木村ログハウス群のうち2棟でアスベストと思われる物質がみつかったため、その調査をするための費用とそれに伴う工事費を増額した(874万8千円)。
(空き家対策・地方創生など)
移住定住促進事業は「地域の空き家を活用したまちづくり推進事業」と、「智頭町若者地域定着促進事業」で町内の古民家を改修し活用する民間団体などを支援する経費を予算化した(150万円)。
地方創生推進交付金事業では世代間交流の促進と人材不足や後継者不足の課題解決に向けた取り組みとして、今年度採択された「多世代のつながりが新たな世代融合を生み出す循環型まちづくり推進事業」の実施に伴う経費を措置した(1072万9千円)。
地域活性化推進費の地域支援推進事業では、富沢コミュニティセンターの施設管理に要する経費を予算化(10万円)。
老人福祉センター管理費は、エアコン修繕に伴う経費を措置した(21万5千円)。
(議員選挙)
智頭町議会議員選挙に伴い、公費負担に要する経費を増額した(165万1千円)。
(農林水産・建設・消防)
農林水産業費の農業振興費では、霜や雹による園芸作物の被害に係る緊急防除を支援する経費を、また、猿の被害への対策のための体制づくりに要する経費をそれぞれ予算化した。
農業集落排水費では、人件費の調整に伴い農業集落排水事業特別会計繰出金を増額した。
林業振興費では、森林施業の支障となる森林セラピーロード案内看板を一時的に撤去する予算を計上した。
またIT事業者(ラシック)や通信事業者(KDDI)と連携し検討を進めている「山村ICT化プロジェクト」について、町内の林業従事者が要望する最新技術の導入と試作品の製作、技術実証に要する経費(80万円)を措置した。
〇試作品① スマートヘルメット=携帯電波の届かない山林内で、お互いに連絡通信できるマイク・通信機器・ヘッドホン・360度全周カメラを装備したヘルメットの開発と実証試験。
〇試作品② GPSとAR(仮想現実)を組み合わせ、山林境界を現地の画像に表示する機能。アイパッドなどで活用する。
土木費の道路新設改良費は、地方創生整備推進交付金などの配分額減少による事業費の調整、下水道事業費では人件費の調整に伴い、公共下水道事業特別会計繰出金を増額した。
消防費の常備消防費は、八頭消防署智頭出張所の建設工事に伴う、浄化槽処理水及び洗車水の排水施設工事に要する設計監理・測量・工事請負費を予算化した(665万9千円)。
【総務費】
■地方創生事業委託料:1899万7千円。
■工事請負:874万8千円(アスベスト処理)。
■地域の空き家を活用したまちづくり推進事業費:150万円。
■智頭町若者地域定着促進事業費補助金:500万円。
【農林水産業費】
■林業振興費=山村ICT化プロジェクト委託料:80万円。
【土木費】
■道路新設改良費=設計監理及び測量委託料:△79万2千円、工事請負費:△63万4千円。
【消防費】
■常備消防費(665万9千円追加、補正後1億2779万7千円)
・設計監理及び測量委託料:183万6千円。
・工事請負費:462万3千円。
・用地購入費:20万円。
※特別会計
【公共下水道】
29万5千円を追加し総額を3億1049万4千円とした。投資的経費は無し。
【農業集落排水】
647万8千円を追加し総額を3億5889万8千円とした。
【水道事業】
21万7千円を補正予定額とし、総額を7913万5千円とした。投資的経費は無し。