智頭町と八頭県土整備事務所との意見交換会が6月29日午後3時30分から智頭町で開催され、智頭町から要望など議題が13件、八頭県土から事業報告や検討課題など6件が寄せられ、それぞれについて協議した。
1.智頭町からの議題と要望

智頭町からは主にインフラ整備、維持管理、人材確保について要望が提出された。
①危険木・河川管理:=倒木対策の継続、新見川取水口付近の植生除去および河床掘削、護岸の枝木伐採とパトロールの強化を要望。
〇八頭県土回答=危険木や倒木処理については所有者の協力が不可欠であることが前提だが、緊急性の高い箇所は対応する姿勢を示した。河川の掘削や護岸補修は優先順位に基づき実施すると回答した。
②道路整備:=地域間連携や観光振興を目的とした、県道津山智頭八東線(綾木峠)の事業化検討や、県道智頭用瀬線の拡幅・待避所整備などを求めた。
〇八頭県土回答=インフラの維持管理において、県・町による業務の効率化や共同事業化(「群マネ」)を検討していく方針を報告した。
③人材育成=土木分野の人材確保に対する支援や、河川占用許可手続きにおける円滑な協力、交通規制情報の共有徹底を要請。
〇八頭県土回答=町の土木職員不足について、県が支援できるメニューはないが、県の状況を紹介すると、土木職員も欠員が続いており深刻化している。工業高校においても定員割れが続いており、教育機関への入口段階から厳しい。
そこで、令和8年度から技師の代替えとして主事を充てており、配置された主事の業務分担や業務状況を見ながら、今後も主事配置を継続していく状況。
④その他=小谷川砂防工事の早期完成、兼用護岸の補修検討、砂防工事の下流影響精査を求めた。
〇八頭県土回答=小谷川は、令和4年度に用地補償を契約し、その後、工事用道路を整備し、6年度から砂防堰堤を新設している。今年も6月30日に公告する予定だが、工事全体は令和10年度の完成予定。
また、土砂災害対策について、土砂災害のおそれがある箇所の基礎調査を令和8年度から順次進める計画を伝えたほか、道路パトロール支援システムなど、ITを活用した業務効率化や情報共有のシステム化を進める方針を示した。
3.その他

①立地適正化計画:=令和8年度からの策定スケジュールを報告し、防災まちづくりと連携した施策を進める方向性を共有した。
②予算概要=令和8年度の道路・砂防・治山事業の予算概要が提示され、各地区でのメンテナンスや工事計画が共有された。
※詳細については順次掲載予定。