八頭郡若桜町は6月17日に開催した八頭県土整備事務所との意見交換の席上、町内2カ所で落石防止対策や現状調査などを要望した。同事務所ではすみやかに対策工や調査を実施する方針だ。
■赤松地内
県道湯村温泉線の一部で落石防止柵等のない区間(上殿木橋手前)があり、荒天候時には道路上に落石が散乱することが少なくない。落石により道路通行に支障と危険性があるため、落石防止対策を要望している。
これについて八頭県土整備事務所維持管理課は、「指摘の箇所は、道路防災点検事業の対象法面として通常点検(道路パトロール)を行っており、前回の定期点検(H30年度)で、落石時は法面と道路の間のポケット(幅1.5m)で捕捉されるものとし、経過観察としている」と回答。
改めて今回、現地確認を行ったところ、緊急の対策を要する転石等はなかったが、野生生物に起因する複数の落石のうち一部が道路へ達しているものと考えられることから、「当面の落石対策として簡易土留柵等の設置を検討したい」と話した。
また湯村温泉線では、国の交付金による道路災害防除事業(赤松工区R6完了、継続箇所:来見野工区、来見野2工区)を優先的に取り組んでいることも説明している。

■若桜地内
八頭郡若桜町若桜の公園で落石の兆候が見られ、地元から詳細調査や対策等の要望が挙がっている。
落石の兆候が確認されたのは、同町若桜の八幡広場(旧若桜小学校)。現在、芝生が敷かれゲートボール場として高齢者の憩いの場となっているが、最近になって鬼ヶ城への登山口がある西側斜面から落石が散見されるようになった。
地元住民らによると、今すぐに利用者への危険はないが、「落石注意」の看板は設置済み。また八頭県土整備事務所に調査を依頼しており、同事務所では「必要であればなんらかの措置を講じたい」と話していた。
