土木情報

若桜町で落石対策2箇所 地元から安全対策・調査を要望

投稿日:2025年06月18日 06:01 更新日:

 八頭郡若桜町は6月17日に開催した八頭県土整備事務所との意見交換の席上、町内2カ所で落石防止対策や現状調査などを要望した。同事務所ではすみやかに対策工や調査を実施する方針だ。

■赤松地内
 県道湯村温泉線の一部で落石防止柵等のない区間(上殿木橋手前)があり、荒天候時には道路上に落石が散乱することが少なくない。落石により道路通行に支障と危険性があるため、落石防止対策を要望している。

 これについて八頭県土整備事務所維持管理課は、「指摘の箇所は、道路防災点検事業の対象法面として通常点検(道路パトロール)を行っており、前回の定期点検(H30年度)で、落石時は法面と道路の間のポケット(幅1.5m)で捕捉されるものとし、経過観察としている」と回答。

 改めて今回、現地確認を行ったところ、緊急の対策を要する転石等はなかったが、野生生物に起因する複数の落石のうち一部が道路へ達しているものと考えられることから、「当面の落石対策として簡易土留柵等の設置を検討したい」と話した。

 また湯村温泉線では、国の交付金による道路災害防除事業(赤松工区R6完了、継続箇所:来見野工区、来見野2工区)を優先的に取り組んでいることも説明している。

■若桜地内
 八頭郡若桜町若桜の公園で落石の兆候が見られ、地元から詳細調査や対策等の要望が挙がっている。

 落石の兆候が確認されたのは、同町若桜の八幡広場(旧若桜小学校)。現在、芝生が敷かれゲートボール場として高齢者の憩いの場となっているが、最近になって鬼ヶ城への登山口がある西側斜面から落石が散見されるようになった。
 
 地元住民らによると、今すぐに利用者への危険はないが、「落石注意」の看板は設置済み。また八頭県土整備事務所に調査を依頼しており、同事務所では「必要であればなんらかの措置を講じたい」と話していた。

-土木情報
-

執筆者:

関連記事

no image

県生活環境部、令和8年度6月補正予算案~物価高騰対策とインフラ整備に3.2億計上

 県生活環境部は、令和8年6月定例会に向け一般会計補正予算案を発表した。補正額の合計は3億2,587万円で、全額が国庫支出金により充当する。  今回の補正予算は、長期化する燃料価格高騰への追加対策と、 …

岩美町 アニメ・フリーの聖地・田後公園で安全対策 12月議会で予算化

 岩美町商工観光課は、令和6年度から田後公園転落防止柵の改修工事を実施しているが、当初8年度まで3か年の計画を1か年に短縮して整備する。アニメ・フリーの聖地とされ、岩美町が実施したクラウドファンディン …

no image

県道麻生国府線道路改良、今年度から測量・道路設計、着工令和5年度以降に

 八頭県土整備事務所は、懸案となっている福地バイパス=八頭町福地=の現状について、7月下旬に開催された八頭町との意見交換会で説明した。

鳥取県土~県道若葉台東町線~長年の休止を経て、津ノ井交差点周辺改良を再検討

 県道若葉台東町線の津ノ井~杉崎地区(砂田橋~杉崎橋間、約900m)について、所管する鳥取県土整備事務所はこのほど、今後の具体的な整備方針を示した。これまで地元の反対意見により事業休止となった経緯を踏 …

弥生の王国推進課 青谷上寺地遺跡整備に20億、建築2千平米・年末着工

 県地域づくり推進部とっとり弥生の王国推進課は、令和3年度から2か年かけ、史跡青谷上寺地遺跡整備事業を本格化する。想定概算事業費は17~20億円。令和5年秋の部分開業に向け、3年度は土木・建築工事に拍 …