計画・構想

八頭町 郡家駅に跨線橋整備構想 まず基礎調査へ

投稿日:2021年04月14日 08:32 更新日:

 八頭町は令和3年度、郡家駅の東西をつなぐ自由通路(跨線橋)の建設事業に関わる基礎調査(実施検討業務)を実施する。期間は約1年間としており、今後の事業成否を左右する重要なデータとなる。検討業務は4月27日に入札する。

【経過】
 郡家駅の自由通路整備事業は、いまから10年ほど前に浮上。当時始まっていた駅西側の住宅団地整備が順調に進捗する中、線路で隔てられたエリアをつなぐ通路(跨線橋)の新設が持ち上がったものだ。

 また、因美線と若桜鉄道の交通結節点である郡家駅周辺を、将来の八頭郡全域の発展に不可欠なハブ(拠点)として機能させる事業構想も動き始めた。いわゆる「八頭町版コンパクトシティ構想」だ。
 郡家駅の周囲に八頭町役場や病院、福祉施設、商業施設などを集約し、若桜町や智頭町からも「ワンストップ」で行政事務や医療、ショッピングまで全て対応する拠点を整備する構想で、2019年2月に開催された「県政要望の会」で福田県議が提案した。

【基礎調査】
 八頭郡全域の構造を変革する大規模な計画だが、今回の基礎調査は「あくまでも跨線橋の新設に関するもの」だ。町建設課は「検討業務の内容だが、そもそも跨線橋は必要なのか、建設コストはどの程度必要なのか、跨線橋以外に必要なものはあるのか、また跨線橋によってどのように人の流れが変わるのかなどを調べ、協議のたたき台を作るための業務」と説明。来年度以降に、改めて県や地元関係者らと話し合うための「基本的な資料集め」としている。

 実現すれば、鳥取市の中心市街地整備に匹敵する、巨大なまちづくりが始まるといっても過言ではないだろう。「郡家駅周辺は空き地が多く、まちづくりの自由度は鳥取市より高い。10年20年先を想定した、思い切った開発が可能ではないか」と期待は高まっている。


(上は郡家駅周辺)


(入札予定・2021年4月27日)
09:10:00
●郡家駅自由通路整備事業実施検討業務(八頭郡八頭町郡家)
アサヒコンサルタント、開発コンサルタント、シンワ技研コンサルタント、西谷技術コンサルタント、日化技研、アスコ(6者)
予[2,932,000]※2022年3月20日。建設課。

-計画・構想
-

執筆者:

関連記事

no image

県生活環境部 県施設に蓄電池2基新設~令和4年度に

 県生活環境部は、高等学校などの県有施設に太陽光パネルを新設し、発電した電気を全量自家消費するため、蓄電池を設置する。

鳥取県土 南北線整備に伴うアクセス道路網について

 鳥取県土整備事務所は、令和7年度の都市計画決定を計画している通称南北線事業化について、今後の事業予定と課題、対応方針などを明らかにした。、  南北線の事業化を見据え、県土整備部はR3年度に取りまとめ …

no image

鳥取砂丘未来会議 砂丘グランドデザイン改訂 7月最終決定

 鳥取砂丘未来会議(松原雄平会長(鳥取大学名誉教授))に、「鳥取砂丘グランドデザインワーキンググループ」(田村正弘座長・一般社団法人麒麟のまち観光局)を設置し、3回開催した会合での意見・提案をもとに、 …

no image

鳥取市 図書館振興計画まとまる 当面現状維持か?

 鳥取市は17日、市内11箇所の市立図書館の設備改善や統廃合などの方針を示す「鳥取市図書館振興計画」をまとめた。

no image

鳥取市 市道アクセス道設計に着手~南北線関連でL700m

鳥取市都市企画課は、通称南北線に関連したアクセス道路の設計業務に入った。令和2年6月8日に国交省が鳥取県に通達した鳥取豊岡宮津自動車道(鳥取~覚寺)の都市計画素案を受けたもの。 (事業内容) ●鳥取市 …