鳥取市観光・ジオパーク推進課は、国民宿舎山紫苑=鹿野町=の大規模改修事業の前段として、地域計画を策定する。
観光庁が令和4年度に実施する補助事業を活用するため計画を策定するもので、予算額は941万6千円。
【背景】
観光庁が令和4年度に「地域と一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化(補助事業・上限額1億円/1件あたり)」を事業化する予定で、この事業を国民宿舎山紫苑の改修等に活用するのが狙い。事業申請するための要件である地域計画の策定に取り組むことになった。
【地域計画概要】
鹿野地域の観光地再生に向けた地域計画を策定するもので、城下町鹿野のまち歩きや法師ヶ滝ガイドツアーなどのアドベンチャーツーリズム、さらに「そば打ち体験」や演劇鑑賞など、歴史情緒や自然、文化など多彩な魅力が体験できる鹿野地域の特性を活かしながら、山紫苑をワーケーションの拠点と位置づけ、またサイクリストに優しい宿として地域を支える施設であることをアピール。地域全体の将来像や魅力を整理することで、補助認可を獲得する。
具体的には、
・観光動向の分析とデータ収集
・観光資源の調査
・観光客へのアンケート調査
・事業者ヒアリング
・課題整理、目標設定
・計画案作成
~など。議会承認を得て本格的な作業に入るものとみられる。
なお、山紫苑では昨年9月にバリアフリー化やワーキングスペースの新設などに取り組んでおり、今回の大規模改修は老朽化した設備機器の更新等が中心になりそう。

(上写真は昨年(令和3年)に整備したワーケーションスペース)
鳥取市 国民宿舎山紫苑をバリアフリー化、ワークスペースも~事業費1600万
(以下は令和3年9月9日の記事)
鳥取市観光・ジオパーク推進課は、国民宿舎山紫苑=鳥取市鹿野町=の改修工事を計画している。事業費は1600万円。
近年普及しつつあるワーケーションの拠点として、また鳥取県の認定を受けた「サイクリストに優しい宿」として、新しい受入スタイルを構築するための施設改修に取り組むもので、宿泊施設として一層の魅力向上を図る。
また市有施設定期点検時に不備の判明した防火扉を修繕する。
【山紫苑施設改修(予算額:1595万円)】
新館にワークスペースを新設するほか、本館家族風呂のバリアフリー化改修、大浴場脱衣場にトイレを新設する。
①ワークスペース新設:654万5千円=新館1Fロビーの一部にミーティングルーム1席、個室ワークスペース2席、オープンテラス4席を新設。またテーブルやイスを配置するほか、遮光ブラインドを設置する。Wi-Fiも増設する。
②家族風呂バリアフリー化改修:392万7千円=本館1Fの段差解消(脱衣室、浴室の嵩上げ)、出入口の折戸化、脱衣所・浴室問の間仕切り壁のガラスサッシ化、手摺り設置など。
③大浴場脱衣所へのトイレの設置:547万8千円=本館1Fの男女脱衣所に洋式トイレを各1基新設する。
【山紫苑新館防火扉修繕(予算額:40万4千円)】
新館防火扉の開閉調整と収納用金具を交換する。
事業費内訳は、①扉開閉調整20万9千円、②収納用金具交換19万5千円。