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県土整備部 盛土・急傾斜地緊急点検、325箇所対象 「変状あれば追加調査・対策工も」

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  県土整備部技術企画課、治山砂防課は20日、「土石流の危険性が懸念される盛土等の緊急点検」のこれまでの経過等を明らかにした。

 静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流災害を受け、県内で同様の危険性が懸念される盛土223箇所と7月豪雨災害を踏まえ、崖崩れの危険性が懸念される急傾斜地102箇所の点検を実施した。
 同部では緊急点検の結果、盛土に変状等が認められた場合は、詳細調査や追加調査を実施し、必要に応じて水路の土砂撤去等対策工を実施する。

【緊急点検の概要】
(1)盛土の点検
①緊急点検の対象は、土石流に係る土砂災害警戒区域の上流域の渓流(谷部)に盛土した箇所
②緊急点検箇所の抽出方法は、既存の航空写真、詳細地形図などの資料を参考に、机上調査により抽出した。
③その抽出結果、道路30箇所、農道・林道172箇所、残土処分場4箇所、民間開発11箇所等の合計223箇所で同様の危険性が懸念された。

(2)急傾斜地の点検
①緊急点検の対象は、民家等の保全対象がある裏山の斜面の勾配が急な箇所
②緊急点検箇所の抽出方法として、既存の航空写真、詳細地形図(勾配分布図)などの資料を参考に、机上調査により抽出した。
③その抽出結果、民家の裏山など計102箇所で危険性が懸念された。

【点検の実施方法】
 点検期間は令和3年7月30日(金)から台風シーズンまでとした。
 また点検を実施する主体は、盛土の点検の場合は原則として施設管理者が実施し、施設管理者が県以外の国、市町村、民間の場合は原則として施設所有者に要請する。急傾斜地の点検は県土整備部。

【点検方法】
 チェックシートに基づき、盛土や斜面の安全性を確認する。

【対応】
〇盛土
 盛土に変状等が認められた場合は詳細調査や追加調査を実施し、必要に応じて水路の土砂撤去等を実施する。県以外の公共施設については、施設管理者に対応を求める。
 また民間施設で変状等が認められた場合は、所有者に適切な対応を求める。

〇急傾斜地
 急傾斜地の点検結果については住民に周知し、恒久的な対応が必要な場合は、急傾斜対策事業等を活用し対策を検討する。

 なお、点検結果については公表するが、個人情報を含むため集計表のみとするほか、9月に第2回目の検討会議を開く。

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