国土交通省鳥取河川国道事務所は、令和8年度の新規事業として「一般国道9号 湖山地区自転車走行空間整備」(鳥取県鳥取市湖山町北〜鳥取市伏野、延長2.6km)に着手した。同事務所は7月29日付けで予備設計や測量等を含む「令和8年度鳥取河川国道管内交安他設計業務」を公告。履行期限である令和9年3月31日までに予備設計を取りまとめ、詳細設計等の手続きを経て令和9年度(2027年度)以降の工事着手を目指す。
「鳥取うみなみロード」の安全確保へ
対象区間は、鳥取県が推進するモデルルート「鳥取うみなみロード」の指定区間であり、ナショナルサイクルルートの候補ルートにも選定されている。現況は自動車交通量が多く走行速度も高いため、自転車と自動車の混在による安全上の課題が指摘されていた。
この課題を解消するため、車道や歩道幅員を見直す「道路空間の再配分」を行い、独立した安全かつ快適な自転車走行環境を創出。計画では既存の植樹帯を撤去し、幅員1.5mの自転車走行空間を整備する。令和8年度当初予算に調査設計費として1000万円を計上している。
今後の見通しだが、令和8年度中に予備設計と測量を完了させ、詳細設計・関係機関協議等を進めた上で、現地工事は令和9年度以降に順次着工する見通し。
「鳥取うみなみロード」は、鳥取県内の美しい海岸線や名所を楽しみながら快適に走れる魅力的なサイクリングルート。今回の国道9号・湖山地区をはじめとするインフラ整備が進むことで、より安全・安心に楽しめるエリアへの進化が期待されている。

【鳥取河川国道事務所 令和8年7月29日公告】
開札:2026年10月06日 14:00 – 土木コン
●令和8年度鳥取河川国道管内交安他設計業務
(鳥取河川国道事務所管内)
【備考】鳥取河川国道7月29日公告。土木コン。
①業務。令和9年3月31日まで。測量=湖山地区自転車走行空間整備事業L0.0486k㎡。
②国道9号蒲生・歩道詳細設計:L600m。
③道路予備設計=湖山地区自転車走行空間整備L2.6km。
④道路詳細設計=国道29号徳丸。重力式擁壁2箇所(国道53号)。
⑤詳細設計=千代水電線共同溝1箇所。